代々木八幡遺跡

代々木八幡遺跡

東京都渋谷区代々木5丁目、代々木八幡宮境内にあるのが、代々木八幡遺跡。昭和25年の発掘調査で、多数の遺物とともに住居跡とその内部の柱跡が出土、竪穴式住居が復元されています。フェンス越しとなりますが復元された古代の住居を見学できます。渋谷区の史跡に指定。

縄文時代中期の住居跡を復元

もとも多く出土したのが加曾利E式土器(関東地方に出土する縄文時代中期後半の土器/千葉県千葉市若葉区桜木8丁目の加曾利貝塚から出土した土器が標式)であることから、縄文時代中期(4500年前)頃の住居跡だということが判明しています。
また、縄文時代前期の黒浜式土器(5500年前/埼玉県蓮田市黒浜貝塚が標式遺跡)や諸磯式土器(神奈川県三浦市・諸磯遺跡が標式遺跡)、縄文時代後期の堀ノ内式土器(3500年前/千葉県市川市・堀之内遺跡が標式遺跡)、加曽利B式土器も出土することから、縄文時代の中期を中心に、長くここでの営みがあったことがわかります。

標高32m〜33m、幡ヶ谷丘陵の南方に突き出した半島に位置し、縄文時代中期には、縄文海進から海(古江戸湾)の退行を開始し、半島下の低地部分が沼のような状態だったと推測されます。
半島背後の丘陵地は、カシやナラが茂り、イノシシやシカが生息、縄文人の生活に欠かせない食材が調達できたのだと推測できます。

復元された竪穴式住居ですが、使った木材は当時の植生から考えてカシ、クリなどを使用しています。
内部は、冬季は野外より10度ほど温かく、逆に夏は10度程度涼しく、内部で煮炊きを行なえば床面は乾いて居住性はいいとのこと。

ちなみに代々木八幡宮は、江戸時代の寛文11年(1671年)、現社地に遷座。

代々木八幡遺跡
名称 代々木八幡遺跡/よよぎはちまんいせき
所在地 東京都渋谷区代々木5-1-1
関連HP 渋谷区公式ホームページ
電車・バスで 小田急電鉄代々木八幡駅、東京メトロ代々木公園駅から徒歩5分
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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