新潟県南魚沼市塩沢にある全長350mの三国街道塩沢宿牧之通り。三国街道の塩沢宿は、魚沼の文化経済の中心地で、江戸後期、雪国越後に暮す人々の生活を伝え、大ベストセラーとなった『北越雪譜』(ほくえつせっぷ)の著者・鈴木牧之(すずきぼくし)の生誕地。その名を冠した通りが「牧之通り」です。
雪国特有の「雁木」が施されている!
越後上布(国の重要無形文化財・ユネスコ無形文化遺産)や塩沢紬(伝統工芸品)などの織物の産地として発展した越後塩沢。
牧之通りは、道路改良事業を機に宿場町、豪雪地帯特有の雁木(がんぎ=雪よけのアーケード)の町並みの風情が再現され、散策にも絶好。
鈴木牧之ゆかりの「青木酒造」などが建ち並んでいます。
鈴木牧之の生涯や江戸時代のベストセラー『北越雪譜』を解説する「鈴木牧之記念館」を見学後、「塩沢つむぎ記念館」などを経由し、牧之通りを散策するのがおすすめ。
駅前通りに出て、県道365号にぶつかったところが「牧之通り」で、雁木が続く昔ながらの通りをかなり整備し、色やデザインを統一。
商店だけでなく信用組合まで宿場風の外観になっています。
牧之通りのイベントカレンダー
- 2月:しおざわ雪譜まつり(鈴木牧之を偲び、雪国文化を継承するために行なわれる冬の幻想的な祭り)
- 2月~3月:ひな雪見かざり(60軒程度の店舗や民家に雛人形を展示)
- 4月~5月:武者人形かざり(明治時代から伝わる塩沢織布でつくった「塩沢お召し木目込み人形」などの武者飾りを20軒余りで展示)
- 5月:牧之茶会(抹茶と水菓子を2ヶ所に用意)
- 7月:七夕飾り
- 8月:住吉神社大祭(塩沢まつり)
- 10月~11月:塩沢宿新米の陣(新米の南魚沼産コシヒカリを味わう)
- 10月:塩沢つむぎ語り(越後上布や塩沢紬の着物を商家に展示)
三国街道塩沢宿牧之通り | |
名称 | 三国街道塩沢宿牧之通り/みくにかいどうしおざわじゅくぼくしどおり |
所在地 | 新潟県南魚沼市塩沢 |
関連HP | 南魚沼市公式ホームページ |
電車・バスで | JR塩沢駅から徒歩5分 |
ドライブで | 関越自動車道六日町ICから約6.8km、塩沢石打ICから約8.8km |
駐車場 | ふれあい広場横駐車場(50台/無料) |
問い合わせ | 南魚沼市建設部都市計画課 TEL:025-773-6662/FAX:025-772-8659 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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