新潟県長岡市山古志にある国の重要無形民俗文化財『越後山古志 牛の角突き』の会場となるのが山古志闘牛場。『牛の角突き』は、かつて「池谷闘牛場」呼ばれていた「山古志闘牛場」での開催(主催は山古志闘牛会)。『牛の角突き』当日は、円形になった闘牛場の最前列に、カメラの三脚がずらりと並ぶ盛況ぶりです。
『越後山古志 牛の角突き』を開催
国内各地にそれぞれ独自の闘牛文化が残されていますが、『越後山古志 牛の角突き』は牛が傷つかないように引き分けにするのが特徴で、勢子(せこ)と呼ばれる男たちが、激突する牛の間に分け入って牛を取り押さえる様子にも見ごたえがあります。
取り組みが後半になるに従い、体格も風格も格段に違う牛が登場しますが、牛の角同士がぶつかると、ごつっ、ごつっ、という低い激突音が会場に響き渡り迫力満点。
一方で、牛の相性が良すぎると、「遊び半分のじゃれあい」となり、お互いに攻め合おうとはしないまま、取り組みが終了してしまうことも。
そんな牛でも、対戦相手が変わると、また素晴らしい取り組みをみせることがあり、「こればっかりは相性の問題で、実際にやってみないことには、わからない」のだとか。
場内には、山古志と牛の歴史を紹介するメモリアルギャラリーもあり、闘牛大会開催日以外は自由に見学ができます。
山古志闘牛場 | |
名称 | 山古志闘牛場/やまこしとうぎゅうじょう |
所在地 | 新潟県長岡市山古志南平乙960 |
関連HP | 長岡市公式ホームページ |
ドライブで | 関越自動車道小千谷ICから約15.8km |
駐車場 | 350台/無料 |
問い合わせ | 山古志支所産業建設課 TEL:0258-59-2343 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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