旧長岡藩主牧野家霊廟

旧長岡藩主牧野家霊廟

新潟県長岡市、悠久山公園内に鎮座する蒼柴神社(あおしじんじゃ)の本殿南に位置するのが、旧長岡藩主牧野家霊廟(きゅうながおかはんしゅまきのけれいびょう)。昭和58年、悠久史蹟保存会の手によって、東京・三田にあった牧野家の菩提寺・済海寺から移されたもので、多くが宝篋印塔(ほうきょういんとう)という形の墓塔となっています。

東京・三田から移された長岡藩主・牧野家の墓塔

東京都港区三田4丁目にある済海寺は、元和7年に初代藩主・牧野忠成が創建した寺。
牧野忠成は、三河国宝飯郡の牛久保(現・愛知県豊川市牛久保町)の出で、徳川家康に仕えて出世。
寛永7年(1630年)6月に長岡に入りました。

旧長岡藩主牧野家霊廟には2代藩主・牧野忠成(まきのただなり)から11代藩主の牧野忠恭(まきのただゆき)までの墓碑群17基が、整然と一列に並んでいます。
ちなみに初代の牧野忠成の墓は、長岡市栖吉町の普済寺にあります。

旧長岡藩主牧野家霊廟
名称旧長岡藩主牧野家霊廟/きゅうながおかはんしゅまきのけれいびょう
所在地新潟県長岡市悠久町707(悠久山公園内)
電車・バスでJR長岡駅東口から越後交通バスで12分、悠久山下車
ドライブで関越自動車道長岡ICから約12.2km。または、長岡南越路スマートICから約12.1km。北陸自動車道中之島見附ICから約11.9km
駐車場悠久山球場駐車場・蒼紫神社駐車場を利用
問い合わせ長岡市観光企画課 TEL:0258-39-2344
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
河井継之助の碑

河井継之助の碑

新潟県長岡市街東に位置する悠久山公園のほぼ中央に、8000平方メートルの敷地を誇る自由広場がありますが、そこから小高い丘に建つ長岡市郷土資料館へと向かう坂道の途中にあるのが、河井継之助の碑。河井継之助(かわいつぎのすけ)は、司馬遼太郎の歴史

蒼紫神社

蒼柴神社

新潟県長岡市街の東、悠久山公園内に鎮座するのが蒼柴神社(あおしじんじゃ)。もとは長岡城内に、「長岡藩中興の英主」とも称された、長岡藩3代藩主・牧野忠辰(まきのただとき)を祀ったのが始まり。蒼柴神社の名は忠辰の尊号、蒼柴大明神からとったもの。

よく読まれている記事

こちらもどうぞ