【世界遺産 二条城】清流園・香雲亭での朝御膳（完全予約制）を実施！｜2024夏

2024年7月15日（月・祝）～9月30日（月）9:15〜10:15、世界遺産二条城（京都市中京区）の清流園・香雲亭で、「夏の特別事業」として朝御膳（完全予約制）を実施。通常非公開の香雲亭を使い、京のゆば粥御膳を味わうもので、各日40名限定。料金4200円（税込み、別途入城料が必要）。

庭を眺めながら「朝御膳」を味わう

清流園のある場所は、創建時には天守などがあった場所ですが、その後、天守は淀城に移築されて空き地に。
幕末まで武士が暮らす建造物がありましたが、明治初期に撤去、大正時代に造園家・小川治兵衛によって疎林式庭園に変貌。
さらに戦後は進駐軍の意向でテニスコートに転用されますが、昭和40年に東半分が芝生を敷き詰めた洋風庭園、西半分は二棟の建物を含めた池泉回遊式庭園（和風庭園）からなる和洋折衷の清流園が造営され、現在に至っています。

今回の朝食会場となる香雲亭は、旧角倉了以屋敷から移築した風雅な建物です。

提供される京のゆば粥御膳は、季節毎に代わる逸品料理に、宮廷文化や徳川家にちなんだ食材も使用される豪華版。
ホテルの朝食ブッフェと比較しても少し高い程度で、「鱧おとし」（7月15日〜7月31日）、「賀茂茄子しぎ焼き」（8月1日〜8月15日）、「鮎の竜田揚げ」（8月16日〜8月31日）、「萩豆腐と鱧の吸物」（9月1日〜9月15日）、「鮑と勝栗の茶碗蒸し」（9月16日〜9月30日）が季節毎に代わる逸品料理に登場するので、ぜひ体験したい朝食です。
申込み受付は、7月1日（月）から、希望日前日の15:00までに要予約。

二条城

徳川家康が京都の守護と上洛時の宿泊場所として1603（慶長8）年に築造し、3代将軍・徳川家光が伏見城の遺構を移すなどして1626（寛永3）年に完成したのが二条城（元離宮二条城）。1867（慶応3）年に15代将軍・慶喜が大政奉還を行なうまで京