諏訪湖畔に建つ、銀色に輝く外観が印象的な下諏訪町立諏訪湖博物館・赤彦記念館。2階にある常設展示は、諏訪湖に関する資料を展示した諏訪湖展示室と、下諏訪町出身(上諏訪の生まれ、下諏訪町の久保田政信の養嗣子)のアララギ派の歌人・島木赤彦に関する作品や遺品を展示した赤彦展示室の2つに分かれています。
諏訪湖展示室と赤彦展示室がある
モダンな外観は、諏訪湖の「水平虹」(春秋初冬の寒い朝、快晴無風のとき、諏訪湖面上にかかる虹=水面に浮く水滴や、草原に生じた水滴に屈折する光によって起こる現象)をモチーフとしたもの。
「諏訪湖と人々のくらし」がメインテーマの諏訪湖展示室では、諏訪湖の成り立ちや生態系、漁具、スケート、氷切り、厳冬期に湖上にできる「御神渡り」(おみわたり)など諏訪湖の風俗に関する資料が並んでいます。
また周辺の遺跡から発掘された土器や黒曜石など考古資料も展示されています。
赤彦展示室では、島木赤彦の書や書籍、帽子、硯、鉛筆など愛用品、島崎藤村(しまざきとうそん)の書などアララギ派の活動に関連した資料が展示され、年代ごとの赤彦の写真が添えられています。
諏訪湖博物館・赤彦記念館 | |
名称 | 諏訪湖博物館・赤彦記念館/すわこはくぶつかん・あかひこきねんかん Lake Suwa Museum and Akahiko Memorial Museum |
所在地 | 長野県諏訪郡下諏訪町高木10616-111 |
関連HP | 下諏訪町公式ホームページ |
電車・バスで | JR下諏訪駅から徒歩25分 |
ドライブで | 中央自動車道岡谷ICから約7km |
駐車場 | 23台/無料 |
問い合わせ | 諏訪湖博物館・赤彦記念館 TEL:0266-27-1627/FAX:0266-27-9755 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag