JR北海道は、これまで機関車、客車の老朽化を理由に、2026年度の「ノロッコ号」の運転を行なわないと発表していましたが、2026年度も引き続き「ノロッコ号」の運転を行なうことを決定。これは後継の観光列車「赤い星」、「青い星」の運用開始が遅れることが理由です。
2025年度が最後の運行予定でしたが、1年延命に

トロッコ列車「ノロッコ号」に代わって2026年度から運転予定だったのが観光列車「赤い星」、「青い星」。
「赤い星」、「青い星」は、室蘭本線などで使用してきたキハ143形を改造する予定でしたが、想定以上の腐食や歪みが発覚、修理に時間を要することから、2026年度の運用は間に合わないと判断したもの。
結果として、釧路湿原を走る「くしろ湿原ノロッコ号」(釧路駅〜塘路駅/春・秋)、「富良野・美瑛ノロッコ号」(旭川〜美瑛〜富良野/夏季)が2026年度も運転されることになりました。
ノロッコ号は北海道では人気の観光列車で、現在走っているノロッコの運転が終了すると、道内を走るトロッコ列車はなくなるので、「2025年度が最後の運転」と話題になっていました。
ひとまず1年、延命したことに。

トロッコ列車「ノロッコ号」が1年延命! 2026年度の運転が決定! | |
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