能代七夕 天空の不夜城|能代市|2024

能代七夕 天空の不夜城

2024年8月2日(金)〜8月3日(土)18:00〜21:00、秋田県能代市で『能代七夕 天空の不夜城』が開催。天保年間(1830年~1844年)、名古屋城を模した城郭型灯籠が登場した能代の七夕行事。2013年に1世紀ぶりに五丈八尺(17.6m)の大型灯籠が復活し、その後、「天空の不夜城」と銘打って毎年開催。

「嘉六」(17.6m)、「愛季」(24.1m)の2基が運行

能代七夕 天空の不夜城
「嘉六」と「愛季」

江戸時代に、五丈八尺(17.6m)、幅三間四方(5.4m)もある大灯籠を夜明けまで引廻したという能代の七夕。
灯籠の大型化に伴い車輪をつけて曳き回すものへと変化し、城郭型の灯籠が主流となったのは明治時代後期のこと。

近代になって電線が街中に張り巡らされ(明治41年に能代市街の電線・電話線架設が開始)、灯籠も小型化しましたが、2008年、国道101号(市役所~通町)の電線が地中埋設されたことをきっかけに大型灯籠「嘉六」(かろく)が復活。

「嘉六」という名は、天保年間に出稼ぎ先の名古屋城を模した灯籠を制作した大工・宮腰嘉六(みやこしかろく/宮腰屋嘉六)からとったもの。
1段目「紅白の幕」、2段目「花灯籠」、3段目「波灯籠」(城郭の堀を表現)、4段目「桜」、5段目・6段目「松」、7段目「石灯籠」、8段目「櫓」、そして最上段に「天主閣と鯱」という構造です。

2014年には城郭型灯籠では日本一の高さを誇る24.1mの「愛季」(ちかすえ)も加わり、まさに「天空の不夜城」という形容がピッタリのスケールに発展しています。
「愛季」は、戦国時代の檜山城城主・安東愛季(あんどうちかすえ)をイメージしているのだとか。

地元ではただ役七夕(やくたなばた)、「やくたな」とも呼ばれ、また能代七夕、能代ねぶながしとも呼ばれています。

コースは、市役所入口交差点~通町交差点で、市役所横を出発し、イオン前(イオンの向かい側に本部)で出発式と解散式が行なわれます。
大型七夕「愛季」、「嘉六」に能代若2基、太鼓台車が随行。

運行予定

17:00 交通規制開始
17:15 演舞等
18:20 オープニングセレモニー
18:22 挨拶、音頭上げ
18:30 出発
19:40 ふれあいタイム
20:20 整列、揃い打ち、点灯式
20:35 格納開始
22:00 交通規制解除

能代七夕 天空の不夜城
能代七夕 天空の不夜城|能代市|2024
開催日時 2024年8月2日(金)〜8月3日(土)18:00〜21:00
所在地 秋田県能代市
場所 市役所交差点~昭南町交差点
関連HP 能代七夕 天空の不夜城公式ホームページ
電車・バスで JR能代駅から徒歩10分
ドライブで 秋田自動車道能代南ICから約7km
駐車場 臨時駐車場を利用
問い合わせ 能代観光協会 TEL:0185-88-8802
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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