「廃ロープウェイ」がオブジェのよう! 瀬戸内海眺望の絶景スポット

大平山ロープウェイ

山口県防府市の最高峰、標高631.3mの大平山(おおひらやま)。山陽自動車道と山陽新幹線が直下をトンネルで抜ける山には、平成26年から休止する大平山ロープウェイが架かり(平成27年に廃止が決定)、今も山頂駅には駅舎とゴンドラが現存。そこから瀬戸内海を眺望することもできます。

大平山ロープウェイ山頂駅が展望台として機能

山上には大平山山頂公園が広がっていますが、大平山ロープウェイが赤字に悩んでいた時代に、利用促進を目的に整備が進んでおり、多目的公園となっています。
「展望広場」、「芝生広場」、「遊びの広場」、「多目的広場」の4つの広場が整備され、アスレチック遊具や、コンビネーション遊具などが配されています。
また、4月下旬~5月中旬には10万株のツツジの花が咲き誇り、見事。

大平山山頂公園までは車道が通じていますが、山頂の駐車場が利用できるのは9:00~17:00のみです。
過去に夜間のいたずらがあり、夜間は閉鎖されているので、夜景を楽しむには登山しかありません。

大平山ロープウェイの山頂駅も夕方にはシャッターが下ろされ、以降は立ち入ることができません。
ロープウェイの山頂駅の駅舎がゴンドラごと保存されているのは、実に貴重ですが、荒廃が進めば、どうなるかはわかりません。
期間限定の奇観、絶景という可能性が大。

大平山ロープウェイ
大平山ロープウェイ山頂駅横の景観、眼下に防府市街が
大平山
大津島、黒髪島方面を眺望
「廃ロープウェイ」がオブジェのよう! 瀬戸内海眺望の絶景スポット
所在地 山口県防府市牟礼163-59
場所 大平山山頂公園
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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