「ホーバークラフト」の定期航路が16年ぶりに復活! 世界でも2例目

大分第一ホーバードライブは、2025年7月26日(土)から大分市(西大分)〜大分空港を結ぶ定期便の運航を開始します。世界で2例目となる定期航路で、別府湾洋上を時速80kmで疾走し、ショートカットして35分で結ぶ計画(1日8往復の予定)。現在は西大分港を起点に別府湾周遊クルーズを試験的に運航中。

別府湾を最高時速80kmで横断する高速艇

国内に残る最後でのホーバークラフトだったのも大分市街と大分空港を結ぶ「大分ホーバーフェリー」でしたが、利用者の低迷などで2009年に廃止。
その後も、大分空港と大分市街は空港連絡バスでも1時間ほどを要するため、ホーバークラフト、高速船での直結を模索する動きがありました。

大分県などの熱意もあって、16年ぶりの復活となったのが大分第一ホーバードライブ。
イギリスのグリフォン・ホバーワーク(Griffon Hoverwork)製の80人乗り3隻のホーバークラフト(12000TD、「Baien」、「Banri」、「Tanso」の3隻)を利用、最高速度は45ノット(83km/h)という高速性能が自慢です。

運賃は現地決済だと2500円、アプリによる事前決済では2000円、3歳以上小学生以下の小人は半額となっています。

ホーバークラフトは、圧縮空気を下向きに噴出することで浮上航行を行う超高速船。
アメリカ的な発音ではホバークラフトですが、発祥の地イギリス的なホーバークラフトというのが一般的。
現在、海外で運航される定期航路は、イギリスでは、ポーツマスからワイト島ライドへの定期便のみで、グリフォン・ホバーワーク(Griffon Hoverwork)製の艇を使用。
大分が世界で2番目の航路となります。

大分市街側の乗り場は西大分ホーバーターミナル(大分県大分市駄原)。
最寄り駅は西大分駅で、徒歩30分。
大分駅からはタクシーで10分ほどで、今後はこのアクセスが課題になるかもしれません。

「ホーバークラフト」の定期航路が16年ぶりに復活! 世界でも2例目
開催日時 2025年7月26日(土)〜
所在地 大分県大分市駄原〜大分県国東市安岐町下原13
場所 西大分ホーバーターミナル〜大分空港
関連HP 大分第一ホーバードライブ公式ホームページ
問い合わせ 西大分ターミナル TEL:097-547-7171/ 空港ターミナル TEL:0978-67-0039
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ