茅打ちバンタ

茅打ちバンタ

沖縄本島の北端、沖縄県国頭村(くにがみそん)、宜名真(ぎなま)の北西の海岸に位置する高さ70mの石灰岩の断崖が茅打ちバンタ。バンタは沖縄方言で、崖を意味し、束ねた茅(かや)をこの断崖の上から落とすと、海から吹き上がる強風で、バラバラになったことが名の由来です。断崖の上に園地が整備され、展望台が配されています。

石灰岩の断崖上に位置する展望台

茅打ちバンタ

宜名真集落から辺戸岬へと向かう旧道途中にあり、かつては交通の難所として知られていた場所です。
道路開削前は、木の根を頼りに歩く、岩壁にへばり付くような悪路だったため、途中で対向する人に出会うと戻る必要があり、「戻る道」と呼ばれていたほど。
茅打ちという名も、辺戸岬の茅場(かやば)で収穫した屋根葺き用の茅を、あまりの悪路で打ち捨てたことが由来ともいわれているのです。

断崖上の展望台は、エメラルドグリーンの美しい海を見渡すことができ、宜名真漁港を眼下にする絶好のビューポイントになっています。

茅打ちバンタ周辺の旧道は、大正元年に辺戸尋常小学校へ赴任した當山正堅(恩納間切谷茶村出身、後に恩納村長、沖縄県議会議員を歴任)が、住民とともに手弁当で開削した道で、茅打ちバンタ駐車場脇に顕彰碑(當山正堅先生頌徳碑)が立っています。

ちなみに、茅打ちバンタ背後の岩山(琉球石灰岩のカルスト台地)が、天から降りた阿摩美久(あまみく・あまみきよ)が沖縄の島々を創ったとき、最初に創造した聖地と伝わる辺戸御嶽(へどうたき=安須森御嶽/あすむぃうたき)、大石林山(だいせきりんざん)です。
一帯はやんばる国立公園(特別保護地区、特別地域)に指定。

海岸沿いに走る国道58号は、宜名真トンネルで抜けてしまい、茅打ちバンタへは旧道を走る必要があるので、カーナビに辺戸岬を設定した場合には注意が必要。

茅打ちバンタ
名称 茅打ちバンタ/かやうちばんた
所在地 沖縄県国頭郡国頭村宜名真
関連HP 国頭村公式ホームページ
電車・バスで 名護バスターミナルから琉球バス・沖縄バス辺土名バスターミナル行きで1時間15分、辺土名バスターミナル乗り換え、琉球バス・沖縄バス奥線奥行きで31分、宜名真入口下車、徒歩15分
ドライブで 沖縄自動車道許田ICから約51.6km
駐車場 20台/無料
問い合わせ 国頭村企画商工観光課 TEL:0980−41−2622
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
辺戸岬

辺戸岬

沖縄本島最北端の岬が、国頭村(くにがみそん)の辺戸岬(へどみさき/沖縄県の最北端は、久米島町の硫黄鳥島)。快晴の日には大海原のはるかかなた22km先に与論島(鹿児島県)を眺望するビューポイントです。昭和47年の本土復帰前には沖縄はアメリカの

 

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プレスマンユニオン編集部

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