鬼みち

鬼みち

石州瓦、淡路瓦と並ぶ日本三大瓦のひとつ三州瓦(さんしゅうがわら)の本場、西三河の高浜市。名鉄三河線高浜港駅を起点に整備された5kmほどの散策路が「鬼みち」です。鬼とはもちろん、鬼瓦のこと。日本一の大きさを誇る古代鬼面が配置されたニコニコ鬼広場、鬼パーク、かわら美術館、飾り瓦が数多い蓮乗院などを結ぶ道です。

高浜港駅を起点、三河高浜駅をゴールに

鬼みち

高浜港駅前にあるのがニコニコ鬼広場。
ここで出迎えてくれるのが日本一大きな古代鬼面の鬼瓦。
モデルとなったのは、東大寺転害門の屋根の鬼瓦で、地元の鬼師、丸市2代目・加藤元彦と3代目・加藤佳敬が制作した縦4.5m、横4.2mという巨大な鬼瓦がデンと横になっています。
使用した粘土は4トン。
制作に費やしたのが1年半という大作で、57ピースに分けて焼成して組み立てられたという巨大な数珠掛け鬼面のモニュメントです。

ニコニコ鬼広場から7分ほど歩くと鬼パーク。
大正6年、瓦の輸送が海運から鉄道に移った時代に(大正3年2月5日、三河鉄道高浜港駅開業)、掘割と呼ばれる切り通し坂道が開削されました。
その坂道の下に平成7年に誕生したのが鬼パークで、鬼みちのコースガイドが設置されています。
地元、高浜市の鬼板師が手がけた10面のユーモラスな鬼面がついた腰掛けが置かれています。

さらに10分ほど歩けば「高浜市やきものの里かわら美術館」(月・火曜は休館なのでご注意を)。
日本で唯一の瓦をテーマにした美術館です(現在、全国で生産される瓦の7割近くが三州瓦で、その中心が高浜市です)。
「高浜市やきものの里かわら美術館」近くにあるサロン赤窯は、昭和30年代~40年代にかけて三州瓦の主力製品だった「塩焼瓦」を焼成していた窯を保存したもの。
無料で内部の見学ができます(開館日に注意)。

高浜港駅を起点、三河高浜駅をゴールに、全コースを歩いて、所要1時間10分(見学時間などを含めれば2時間30分ほど必要)。
コースはカラー舗装が完備しているので、迷う心配もなく、手頃な散策ルートになっています。
また、鬼パーク〜「高浜市やきものの里かわら美術館」間には、高浜市観光案内所 ONI-House(オニハウス)もあるので、立ち寄ってパンフや地図などの入手を。

名称 鬼みち/おにみち
所在地 愛知県高浜市
関連HP 高浜市観光協会公式ホームページ
電車・バスで 名鉄高浜港駅、名鉄三河高浜駅からすぐ
ドライブで 知多半島道路阿久比ICから約9km
駐車場 オニハウス観光案内所・高浜市やきものの里かわら美術館など
問い合わせ 高浜市観光協会 TEL:0566-52-2288
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
鬼みちまつり

第18回鬼みちまつり|高浜市

2019年10月19日(土)13:00~19:30、愛知県高浜市で『第18回鬼みちまつり』が開催されます。三州瓦(さんしゅうがわら)の中心産地、高浜市。散策コース「鬼みち」(名鉄高浜港駅~かわら美術館・森前公園)で、瓦粘土で作られた「鬼あか

日本三大瓦

日本三大瓦とは!?

日本国内で生産される瓦のうちで、もっともシェアの多いのは、愛知県・三河地方(愛知県の東部)の三州瓦。淡路島で生産されるいぶし銀の淡路瓦、島根県の石見地方(いわみちほう)で生産されている赤い色の石州瓦が日本三大瓦。石州瓦は北前船など日本海の交

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

ABOUTこの記事をかいた人。

プレスマンユニオン編集部

日本全国を駆け巡るプレスマンユニオン編集部。I did it,and you can tooを合い言葉に、皆さんの代表として取材。ユーザー代表の気持ちと、記者目線での取材成果を、記事中にたっぷりと活かしています。取材先でプレスマンユニオン取材班を見かけたら、ぜひ声をかけてください!

関連記事

よく読まれている記事

こちらもどうぞ