沖縄県八重山郡竹富町、西表島と鳩間島の間にある無人島が、バラス島。西表島上原港の北東2kmの沖合にあり、サンゴの殻が海流の影響で堆積してできた島で、真っ白なビーチがあります。サンゴの欠片が堆積してできた島は北半球ではバラス島だけということで、「奇跡の島」とも称されています。
干潮時にのみ姿を表す「奇跡の島」
島といわれていますが、実は国土地理院の2万5000分の1地形図にも鳩間水道にはリーフとしてしか記されていません。
潮位が100cm未満の干潮時にのみサンゴの殻でできた陸地が現れます。
島名の由来は、サンゴの殻をバラス(砂利)に見立てたことから。
バラスト(ballast)が語源で、本来は船の重量を増すために積む砂利や土砂のこと。
無人島で、草木はもちろん生育しないバラス島は、シュノーケリングに最適で、西表島からのシュノーケリングツアー、上陸ツアー、シーカヤックツアーなどが用意されています。
沖縄では沖縄では旧暦3月3日、大潮の干潮時のみ出現する八重干瀬(やびし)が「幻の大陸」として有名ですが、小浜島と竹富島の間にある浜島も干潮時にだけ白砂のビーチが現れることから「幻の島」とも称されています。
バラス島 | |
名称 | バラス島/ばらすじま |
所在地 | 沖縄県八重山郡竹富町上原地先 |
電車・バスで | 体験ツアーを利用 |
駐車場 | 上原港を利用 |
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