沖縄県宮古島市、宮古島の北西1.5kmの海上に位置し、池間大橋で結ばれた池間島の北部にある穴場のビーチが、フナクスビーチ(池間ブロック)。地元では隠れたシュノーケリングスポットとして人気。ビーチに行くのにコンクリートブロックの階段を上ることが池間ブロックという通称の由来です。
プライベート気分を味わえる池間島のビーチ
池間島は宮古島の世渡崎と池間大橋(海上橋)で結ばれており、ビーチ入口にも駐車場が備わっています。
かつては、入口のコンクリートブロックを目印にビーチを探したため、池間ブロックと呼ばれていましたが、遊泳者が増加し、駐車場が整備された今ではそれも昔話で、フナクスビーチが一般的な呼び名になっています(現在でも名物のブロックはそのままです)。
フナスクは、船越の意で、かつて船が越えて海峡へと運ばれたことを物語っています。
イチャンダ(無料)ビーチのため、監視員は不在で、シャワー(有料)、トイレしかないことに留意して自己責任で遊泳を。
干潮時はサンゴ礁が露出するため、泳ぐなら潮引きの時間を避けるのが賢明。
サンゴ礁がベースの海岸のため、マリンシューズ、ビーチサンダルなどの持参を。
ビーチの南隣には干潮時に見える姿(口元が見える)がクジラに似ていることが名の由来のクジラ岩があり、海岸線にアクセントを添えています。
浜の南西には池間湿原(ユニムイ)がありますが、これはかつての海峡の名残。
島は南北に縦断する細長い海峡で2分されていましたが、北側が堆積した砂で塞がれ、南側に昭和9年に防潮護岸が完成したため、かつての海峡は湿原と池になっています。
食事などは池間大橋近くに「OHAMAテラス」があり、利用できます。
フナクスビーチ(池間ブロック) | |
名称 | フナクスビーチ(池間ブロック)/ふなくすびーち(いけまぶろっく) |
所在地 | 沖縄県宮古島市平良池間 |
ドライブで | 宮古空港から約21km |
駐車場 | 10台/無料 |
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