沖縄県島尻郡粟国村(あぐにそん)、粟国島にある鍾乳洞が、洞寺(てら)。粟国島は琉球石灰岩の島で、長い年月雨水、地下水などでの浸食で誕生した洞窟です。200年ほど以前、流刑となった僧・雲水がこの洞窟に籠もり、修行途中に亡くなったという伝説もあります。
自動点灯の照明を頼りに洞窟探検
粟国島の南西部の海岸部は、沖縄県では珍しい火山の噴火で誕生した凝灰岩、玄武岩、安山岩などの地質が露出していますが(霧島火山帯に属しています)、それ以外は琉球石灰岩に覆われています。
洞寺一帯の琉球石灰岩は厚みが50mほどあって、本来は火山島ながら、鍾乳洞が形成されています。
洞寺周辺は公園化され、門や東屋も造られています。
石筍(せきじゅん)、石柱なども発達する洞内は、照明が自動で点灯し探勝できる仕組みですが、鍾乳石などには触れないように注意が必要。
洞寺 | |
名称 | 洞寺/てら |
所在地 | 沖縄県島尻郡栗国村 |
関連HP | 栗国村公式ホームページ |
電車・バスで | 粟国港から徒歩35分 |
ドライブで | 粟国空港から約2km |
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