今や大阪の名所となったグリコのネオン塔(道頓堀グリコサイン)は道頓堀川に架る戎橋の南詰にあります。初代のグリコのネオン塔が立ったのは昭和10年。高さ33mのネオン塔は、トレードマークのランナーとグリコの文字を6色に変化させ、毎分19回点滅する花模様という型破りな仕掛けで一躍ミナミの名物になったもの。
現在のネオンサインは6代目
初代のネオンサインは、昭和18年に鉄材供出で撤去されましたが、昭和30年に特設ステージ付きの2代目が登場、さらに昭和38年登場の噴水ネオン塔、昭和47年点灯の4代目は陸上競技場のランナーを模したもので人気を集めました。
平成10年に5代目が点灯。
背景には、大阪を代表する建物である大阪城、海遊館、大阪ドーム(現・京セラドーム大阪)、通天閣が描かれ、ランナーが大阪の街を走る姿を表現。
大阪の街を走るランナーの姿に変わりはありませんが空の部分が昼、夕焼け、星空、朝と2分7秒かけて変化し、1日を表現していました。
現在のネオン等は、平成26年10月23日に登場の6代目で、昼、夕焼け、星空、朝の4パターンは同じですが、照明に14万個のLEDを使用し、細部まで表現されるようにパワーアップ。
ネオンの点灯は日没30分前に点灯、24:00に消灯。
撮影ポイントとしては、戎橋の上から、戎橋から一段低くなった道頓堀川沿いの遊歩道「とんぼりウォーク」がおすすめです。
ちなみに各時代のグリコサインについては、江崎グリコ(Glico)の「江崎記念館」(大阪市西淀川区歌島)でジオラマが展示されています。
道頓堀グリコサイン | |
名称 | 道頓堀グリコサイン/どうとんぼりぐりこさいん |
所在地 | 大阪府大阪市中央区道頓堀1-10-2 |
関連HP | 道頓堀グリコサイン | 【公式】江崎グリコ(Glico)ホームページ |
電車・バスで | 大阪メトロ・近鉄大阪線なんば駅から徒歩10分 |
ドライブで | 阪神高速1号環状線道頓堀出口から約700m |
駐車場 | 周辺の有料駐車場を利用 |
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