富来神社（八坂社）

大分県国東市国東町富来（とみく）、「開運ロードとみくじ」（富来港〜文殊仙寺）沿いにあり、祇園社、牛頭宮（ごずみや)、八坂神社とも呼ばれている古社が、富来神社（とみくじんじゃ）。富が来る、「富来路」（とみくじ）ということで開運招福のパワースポットにもなっています。

開運ロードとみくじ途中にあるパワースポット

社伝によれば、天徳3年（959年）、牛頭天王（ごずてんのう）の総本宮・播磨国広峯山（ひろみねさん＝祇園本社播磨国広峯社）に参詣した者が結願（けちがん）の夜「西海の海をめざし、着いた先の庶民を守護する」との神託を受け、舟を浮かべたところ、着いた先がこの富来浦の三ッ石（富来元宮）だったとのこと。
やがて磯の神として村人たちが牛頭天王社（神仏習合）の社殿を建て、以来、富来郷の人々の氏神として信仰されてきました。

この牛頭天王とは、祇園精舎の守護神であり、のちに祇園信仰で神道と習合したスサノオノミコト（素戔嗚尊）。
現在、八坂社のご祭神は明治の神仏分離で素戔嗚尊になっています。

江戸時代末期の築造という神門と神殿の造作が素晴らしく、とくに神門の扉や天井の彫刻が精緻で見事。
神殿奥にある唐獅子は、「開運運玉唐獅子像」とも呼ばれ、その運玉に触ると、子宝・開運、とくに男性の運気がアップするともいわれているので、お見逃しなく。

社前にある開運グッズを販売する、「開運とみくじみやげ店」は、基本は土・日曜、祝日の営業。

開運とみくじみやげ店（開運ロードとみくじ）

国東市国東町富来（とみく）の富来神社（とみくじんじゃ）社前にあるのが、開運とみくじみやげ店。「開運ロードとみくじ」（富来港〜文殊仙寺）のパワースポットとしても人気の富来神社ですが、開運とみくじみやげ店では、開運グッズや縁起物を販売しています