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大阪瓦斯ビルヂング(大阪ガスビル)

大阪瓦斯ビルヂング

大阪市中央区の船場、御堂筋沿いにある大阪ガスの本社ビルが大阪瓦斯ビルヂング(大阪ガスビル)。昭和8年に竣工したレトロな建物は、国の登録有形文化財に指定されています。鉄骨鉄筋コンクリート造り、地上8階建てで、塔屋を除いた軒高が100尺なのは、御堂筋の100尺制限を生かして。8階の食堂は、創建当初からの歴史を伝えています。

本を代表するようなモダニズム建築

大阪大空襲では、周辺は焼夷弾により焼け野原となりましたが、奇跡的に焼失を免れています。

8階の洋食レストラン「ガスビル食堂」は、アールデコ調の雰囲気が残る貴重な場所。
開業時、帝国ホテルから招かれた料理長らが、フランス料理にとどまらず、欧風の料理をアレンジしたため、欧風料理と位置づけられていました。
チーズトースト、ポターヂ(ポタージュ)、チキン銀串焼、アイスクリーム、パン、コーヒーのランチが1円で提供され、長い列ができたそうです。
もちろん、ガス冷蔵器やガスオーブンなど最新のガス調理器具が備わっていました。

現在も、ランチやディナーで利用することができます。

大阪瓦斯ビルヂング(大阪ガスビル)
名称 大阪瓦斯ビルヂング(大阪ガスビル)/おおさかがすびるぢんぐ(大阪ガスビル)
所在地 大阪府大阪市中央区平野町4-1-2
関連HP 大阪ガス公式ホームページ
電車・バスで 大阪メトロ淀屋橋駅から徒歩3分
駐車場 周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ ガスビル食堂 TEL:06-6231-0901
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

御堂筋

大阪市のメインストリートである御堂筋(みどうすじ)は第7代大阪市長・関一(せきはじめ)の「都市大改造計画」の提唱で大正15年に拡幅工事が始まり、3375万円の巨費を投じて昭和12年に完成した大通り。明治22年、鉄道の開通によって、大阪駅を玄

 

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