錦織神社

錦織神社

大阪府富田林市にある神社が、錦織神社(にしきおりじんじゃ)。一帯はかつての錦織部(錦部部・にしごりべ)で、渡来系の技術を用いた、大和朝廷の織物集団が居住した地。5世紀頃に百済(くだら)からの渡来人を中心にした職業集団で、その氏神として創建されたと推測できる古社です。

百済系の織物集団の氏神だったと推測される古社

錦織神社

大阪湾とは石川の舟運で結ばれていたと推測でき、大和への道筋にあたることから、帰化人の里として栄えたのです。
平安時代中期の承平年間(931年〜938年)に編纂された『和名類聚抄』(わみょうるいじゅしょう)には、一帯に百済郷があったとされており、かつては錦部郡(にしごりぐん=河内長野市の全域と富田林市の一部)だったことから考えても、帰化人の里と考えるのが自然です。

正平18年(1363年)の本殿は国の重要文化財。
錦織造りの本殿は、丸みを帯びた軒唐破風(からはふ)の上に三角形の千鳥破風(ちどりはふ)をのせた組み合わせですが、安土桃山時代以降に各地で多く造られるようになっていて、その先例となったものだと考えられています。
日光東照宮拝殿の社殿建築にも影響を与えたといわれる造りなのです。

本殿の両脇には、東に摂社春日社、西に摂社天神社が並立し、摂社天神社本殿、摂社春日社本殿も国の重要文化財に指定されています。

錦織神社
名称 錦織神社/にしきおりじんじゃ
所在地 大阪府富田林市宮甲田町9-46
関連HP 富田林市観光協会公式ホームページ
電車・バスで 近鉄川西駅から徒歩6分
ドライブで 南阪奈道路羽曳野ICから約5km
駐車場 周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 錦織神社 TEL:0721-25-2770
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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