吹割の滝

吹割の滝

群馬県沼田市を流れる片品川。約1.5kmにわたって続く片品渓谷は、大絶壁や河床にできた甌穴(おうけつ)など、奇景、絶壁などが連続する景勝地。その渓谷最大のハイライトが、吹割の滝で、「日本の滝百選」にも選定。その絶景はNHK大河ドラマ『葵 徳川三代』のオープニングにも使われています。

「東洋のナイアガラ」の迫力を間近で実感!

吹割の滝

溶結凝灰岩の岩盤が浸食されてできたV字谷にかかる落差7m、幅30mの滝。
溶結凝灰岩の河床上を流れる片品川が、岩質の軟らかい部分を浸食し、多数の割れ目を生じ、割れ目の両面から、水が豪快に流れ落ちるもので、「吹割渓ならびに吹割瀑」という名称で国の天然記念物にも指定されています。

その迫力は「東洋のナイアガラ」の別名もあるほど。
一周1時間の吹割渓谷遊歩道(冬期閉鎖)の途中には観瀑台(第1~第3まで3ヶ所)、はんにゃ岩、鱒飛の滝、浮島観音堂があり、散策に絶好ですが、渓谷内での事故も発生しているので足元には十分に注意して散策を。
ちなみに群馬県で「日本の滝百選」に選定される滝は、他に常布の滝(草津町)、棚下不動滝(渋川市)の合計3瀑ですが、この吹割の滝が最も有名でアプローチも簡単。

吹割の滝
名称 吹割の滝/ふきわれのたき
所在地 群馬県沼田市利根町追貝
関連HP 沼田市公式ホームページ
電車・バスで JR沼田駅から関越交通バス大清水方面行きで52分、吹割の滝下車、徒歩10分
ドライブで 関越自動車道沼田ICから約15km
駐車場 市営駐車場(10台/無料)その他、民間有料駐車場、食堂・一部おみやげ屋の無料駐車場、商品券などの販売による駐車場もあり要確認
問い合わせ 沼田市利根支所観光係 TEL:0278-56-2111/FAX:0278-56-3674
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
日本のナイアガラ 15瀑

日本のナイアガラ 15瀑

本場のナイアガラの滝が有名なせいか、日本のナイアガラ、東洋のナイアガラなどと通称される滝は、なんと全国に15瀑もあります。ナイアガラの滝にスケールははるかに及ばないものの、岩質の軟らかい部分が削られて硬い部分が残る差別侵食という成因は同じも

棚下不動滝

棚下不動滝

群馬県渋川市赤城町、赤城山の棚下軽石流堆積物末端の40mほどの段差に懸る滝が棚下不動滝(棚下不動の滝)。雄滝、雌滝の双瀑ですが、滝裏に大岩山不動堂奥の院(不動明王)が祀られる雄滝が、いわゆる裏見の滝で、一般的に棚下不動滝と呼ばれています。日

常布の滝

常布の滝

群馬県吾妻郡草津町の大沢川に懸る落差は40mの秘瀑が、常布の滝。草津温泉と芳ヶ平・渋峠を結ぶ登山道途中に、常布の滝展望台があり、目下のところはそこから眺めるのが唯一の手段。滝への遊歩道は、落石と熊の出没で閉鎖され、廃道化しているので、近寄る

日本の滝百選 関東10瀑

日本の滝百選 関東10瀑

関東エリアには日本三名瀑に数えられる袋田の滝、華厳の滝があるほか、群馬県の3瀑を筆頭に、栃木県と神奈川県に2瀑、その他の都県にひとつずつの、合計10瀑が日本の滝百選に選定。そのうち常布の滝と早戸大滝は到達困難なまさに「幻の滝」です。袋田の滝

地図記号・滝

【地図を旅する】vol.15 東洋のナイアガラは地図の表記も異なっていた!

国土地理院の2万5000分の1地形図で滝を表す地図記号は、横棒に点ふたつということは、多くの人が知っていますが、実は「東洋のナイアガラ」と称される吹割の滝(群馬県沼田市)、原尻の滝(大分県豊後大野市)など、幅のある滝はこの滝マークとは異なる

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ