サイトアイコン ニッポン旅マガジン

二王座歴史の道

二王座歴史の道

大分県臼杵市(うすきし)、臼杵城下町の中心部にあり、上級武士らの住まいがあった場所が、二王座(におざ)。周辺は寺町で、祇園社の仁王門があったことからこの名があり、通りには石畳が敷き詰められています。二王座歴史の道は、白壁の建物や寺院が坂道沿いに長く絵になる場所です。

石畳が目印の、臼杵城下町探勝ルート

この土地はもともと、阿蘇山の火山灰が冷えて固まった凝灰岩の台地だったため、道を通すために硬い岩盤を削って作られた「切り通し」が残されています。
とくにお休み処・旧真光寺の前の「切り通し」は、臼杵を代表する景観。

切り通し沿いには、立派な長屋門をもつ武家屋敷や寺院の石垣などが軒を連ね、城下町の風情たっぷり。
臼杵を代表する風景として、大林宣彦監督の映画『なごり雪』(平成14年公開、主演・三浦友和)の舞台にもなっています。

西側の田町地区は見星寺の南側が入口で、甚吉坂を上り、お休み処・旧真光寺から寺町となり八町大路まで石畳の道が続いています。
JR・日豊本線上臼杵駅を起点に、臼杵城を目指すにも最適の登城路となっています。

二王座歴史の道
名称 二王座歴史の道/におざれきしのみち
所在地 大分県臼杵市二王座
関連HP 臼杵市観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR臼杵駅から徒歩10分
ドライブで 東九州自動車道臼杵ICから約3km
駐車場 市営下屋敷前駐車場(45台/30分まで無料、以降有料)
問い合わせ 臼杵市産業観光課 TEL:0972-63-1111
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

第28回うすき竹宵|臼杵市|2024

2024年11月2日(土)〜11月3日(日)17:00~21:00、大分県臼杵市で『第28回うすき竹宵』が行なわれます。臼杵石仏を造ったと伝承される真名長者伝説を再現した竹祭り。二王座なそどの石畳に並べられた2万本の竹ぼんぼりが、歴史ある古

うすき雛めぐり|臼杵市|2024

2024年2月9日(金)~3月10日(日)、大分県臼杵市で『うすき雛めぐり』が開催されます。水野忠邦による天保の改革で、質素倹約が奨励されていた臼杵藩では紙のお雛様しか認められませんでしたが、そんな歴史を今に伝えるのが『うすき雛めぐり』。「

久家の大蔵

大分県臼杵市(うすきし)、臼杵城下にある慶応4年(1868年)築という江戸時代末期の蔵が、久家の大蔵(くげのおおくら)。臼杵の造り酒屋で「一の井手」の蔵元、久家本店が貯蔵庫として利用していたものを再生し、ギャラリーとして使われています。外壁

臼杵城

大分県臼杵市にある続日本100名城に選定される連郭式平山城の跡が臼杵城跡(うすきじょうせき)。現在は臼杵市街地となった丹生島に、戦国時代の永禄5年(1562年)、大友宗麟(おおともそうりん)が築いた海城。大友家の本拠はもともと府内城(現在の

二王座歴史の道

大分県臼杵市(うすきし)、臼杵城下町の中心部にあり、上級武士らの住まいがあった場所が、二王座(におざ)。周辺は寺町で、祇園社の仁王門があったことからこの名があり、通りには石畳が敷き詰められています。二王座歴史の道は、白壁の建物や寺院が坂道沿

旧臼杵藩主稲葉家下屋敷

大分県臼杵市にある廃藩置県に伴って東京へ移住した旧藩主・稲葉家の臼杵滞在所として建築された建物が、旧臼杵藩主稲葉家下屋敷。豊後臼杵藩5万石の藩主だった稲葉家。明治4年の廃藩置県の後、稲葉家は東京に住まいを移しますが、その里帰り用の邸宅として

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

モバイルバージョンを終了