大分県中津市、昭和50年に全線廃止となった大分交通耶馬渓線(旧耶馬溪鉄道)の跡地は、現在サイクリングロード「メイプル耶馬サイクルライン」となっていますが、旧耶馬渓鉄道一号厚ヶ瀬トンネル(25m)、二号厚ヶ瀬トンネル(32m)は、ともに大正2年の完成で国の登録有形文化財に指定されています。
脇には江戸時代の水路洞門群、川平間歩も
馬蹄形(ばていけい=逆Uの字)の坑口でアーチ部分はレンガ積み、その下は切石積みになっています。
厚ヶ瀬トンネル周辺のサイクリングロードの脇には、県の史跡に指定されている全長1kmの川平間歩(かわべらまぶ)の跡もあります。
元禄2年(1689年)に岩盤を掘削して完成させた水路跡で、こちらは水の洞門ということに。
一号厚ヶ瀬トンネル・二号厚ヶ瀬トンネルから500mほどの場所に一番間歩があり、九番間歩まで連続しています。
旧耶馬渓鉄道一号厚ヶ瀬トンネル・二号厚ヶ瀬トンネル | |
名称 | 旧耶馬渓鉄道一号厚ヶ瀬トンネル・二号厚ヶ瀬トンネル/きゅうやばけいてつどういちごうあつがせとんねる・にごうあつがせとんねる |
所在地 | 大分県中津市三光土田 |
関連HP | 中津耶馬溪観光協会公式ホームページ |
ドライブで | 大分自動車道玖珠ICから約24kmで耶馬渓サイクリングターミナル |
駐車場 | なし(レンタサイクル利用の場合はレンタサイクル施設の駐車場を利用)、耶馬溪町柿坂の山国川河川敷にも駐車可能 |
問い合わせ | 中津市観光推進課 TEL:0979-22-1111 |
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