小樽雪あかりの路27|小樽市|2025

小樽雪あかりの路

2025年2月8日(土)〜2月15日(土)17:00〜21:00、北海道小樽市で『小樽雪あかりの路27』が開かれます。小樽のシンボル・小樽運河沿い浅草橋〜中央橋の遊歩道を、運河に浮かぶ浮き球キャンドルをはじめとしたたくさんのローソクの灯りで彩る幻想的なイベント。メイン会場は、運河会場、手宮線会場、小樽芸術村会場天狗山会場。

まずは、運河会場、手宮線会場へ!

「小樽雪あかりの路」は、伊藤整『雪明りの路』にちなんで命名されたイベント。
「斜陽都市」と呼ばれ低迷を続けた小樽で、逆転の発想で、レトロな町並みを市民参加によるキャンドルで照らし出そうというイベントとしてスタートしました。
現在では毎年50万人を集め、地域活性に通じる冬のイベントの優等生といわれるまでに成長し、国土交通省主催「平成30年度手づくり郷土賞」のグランプリに選定、世界中から観光客を集めています。

メイン会場のひとつ「手宮線会場」では、旧国鉄手宮線の跡地の散策路がやはりキャンドルなどで彩られます。
手宮線会場にはアイスバー、スノートンネル、ハートのオブジェ、スノー滑り台なども設置る。キャンドルに灯が入るのは17:00〜21:00。
運河会場(浅草橋~中央橋)、手宮線会場(旧国鉄手宮線跡地)、小樽芸術村会場(小樽芸術村中庭)天狗山会場(天狗山山頂)のほか市内各地のあかりの路会場でも様々なイベントが用意され、各会場ごとに日程を設定して開催。

駐車場を用意がないので、公共交通機関を。

伊藤整『雪明りの路』

あゝ 雪のあらしだ。
家々はその中に盲目になり 身を伏せて
埋もれてゐる。
この恐ろしい夜でも
そつと窓の雪を叩いて外を覗いてごらん。
あの吹雪が
木々に唸つて 狂つて
一しきり去つた後を
気づかれない様に覗いてごらん。
雪明りだよ。
案外に明るくて
もう道なんか無くなつてゐるが
しづかな青い雪明りだよ。
(伊藤整『雪明りの路』より「雪夜」)

小樽雪あかりの路27|小樽市|2025
開催日時 2025年2月8日(土)〜2月15日(土)17:00〜21:00
所在地 北海道小樽市色内・天狗山
場所 運河会場(浅草橋~中央橋)、手宮線会場(旧国鉄手宮線跡地)、小樽芸術村会場(小樽芸術村中庭)、天狗山会場(天狗山山頂)
関連HP 小樽雪あかりの路公式ホームページ
電車・バスで JR小樽駅から徒歩10分
ドライブで 札樽自動車道小樽ICから約3km
問い合わせ 小樽雪あかりの路 実行委員会事務局 TEL:0134-32-4111/FAX:0134-33-7432
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

手宮線跡地

昭和60年11月5日に廃止となった国鉄の手宮線(南小樽駅〜手宮駅/2.8km)。実はこの区間、官営幌内鉄道(手宮〜札幌〜幌内)の一部として明治13年11月28日に開通した線路。つまりは、北海道で最初に開通した鉄路の一部ですが、線路がそのまま

小樽運河

大正3年から、小樽の沖合を埋立ておよそ9年の歳月をかけて造られた全長1314m、幅40mの運河。港外に停泊した大型船から艀(はしけ)で貨物を輸送するシステムで、そのために運河沿いには石造倉庫が並んでいます。港の埠頭(ふとう)岸壁の整備で本来

 

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