飯坂温泉(福島県福島市)、秋保温泉(宮城県仙台市)、鳴子温泉(宮城県大崎市)が「奥州三名湯」。歴史ある飯坂温泉と鳴子温泉には、『奥の細道』途中の芭蕉も入浴しています。また秋保温は、順徳天皇編纂の『八雲御抄』に「名取の御湯」(なとりのみゆ)と記され、日本三御湯といわれています。
飯坂温泉|福島県
所在地:福島県福島市飯坂町
共同湯:芭蕉も入浴したと推測される鯖湖湯(さばこゆ)、波来湯(はこゆ)など9ヶ所(すべて源泉かけ流し)
泉質:単純温泉
秋保温泉|宮城県
所在地:宮城県仙台市太白区秋保町
共同湯:秋保温泉共同浴場の1ヶ所のみ、宿泊施設でも外来入浴が可能
泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
鳴子温泉|宮城県
所在地:宮城県大崎市鳴子温泉
共同湯:鳴子温泉のルーツ「滝の湯」(下地獄混合源泉、温泉神社硫黄泉の混合/酸性含硫黄-ナトリウム・アルミニウム・カルシウム・鉄Ⅱ-硫酸塩泉)、昭和23年に早稲田の学生が掘削したという「早稲田桟敷湯」(ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉)の2ヶ所
泉質:鳴子温泉郷全体で、日本にある11の泉質のうち、重炭酸土類泉、放射能泉を除く9種類が湧出
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