オムサロ遺跡公園
紋別市にあるオムサロ原生花園から国道反対側の道に入り、海跡湖である瓢箪沼西の高台に広がる史跡がオムサロ遺跡公園。入口の駐車場から散策路が整備され、擦文(さつもん)時代の住居3棟と住居跡が復元展示されています。凹地となった…
紋別市にあるオムサロ原生花園から国道反対側の道に入り、海跡湖である瓢箪沼西の高台に広がる史跡がオムサロ遺跡公園。入口の駐車場から散策路が整備され、擦文(さつもん)時代の住居3棟と住居跡が復元展示されています。凹地となった…
国道238号の紋別市街北、渚滑橋(しょこつばし)の北側の海岸線は1kmに渡ってオムサロ原生花園が広がっています。そのビジターセンター的な施設が流氷岬にある「オムサロ・ネイチャー・ビューハウス」。1階は地元の物産の販売コー…
日本最東端の駅が根室本線の東根室駅(ちなみに最西端は、松浦鉄道のたびら平戸口駅/長崎県平戸市田平町)。駅に降り立つ人も少ない無人駅となっていますが、鉄道ファンの姿が目につきます。周辺は住宅地であまり最東端といったムードは…
北緯45度31分14秒、日本最北端の岬で、突端には日本最北端の地碑が立っています。晴れた日には、宗谷海峡を挟んで約43km離れている樺太(サハリン)南端のクリリオン岬もはっきりと視認できます。地碑近くには1808(文化5…
宗谷本線稚内駅は、日本最北端の駅。樺太と結ぶ鉄道連絡船「稚泊航路」の稚内港駅が前身になっている。平成24年に駅舎は全面リニューアルされ、駅舎を含めた「道の駅わっかない」がオープンしています。日本最北端の線路として存在した…
稚内市街の北端、日本海と宗谷湾を区切る岬がノシャップ岬(野寒布岬)。ノシャップは、アイヌ語のノッ・サム(not-sam=岬の・傍ら)と推測され、根室にある日本最東端の納沙布(のさっぷ)岬と同じ語源。利尻島、礼文島(れぶん…
アイヌにとどまらす、カナダのイヌイット(エスキモー)から、スカンジナビアのサミまで、世界の北方民族の文化を紹介する博物館。寒帯、亜寒帯気候の地域に暮らす北方民族は、自然環境や歴史的な条件に応じて、独特の文化を築きました。…
国の名勝に指定される網走市の天都山(てんとざん/標高190m)の頂上に建つオホーツク流氷館。流氷は例年1月〜3月にオホーツク海を埋め尽くしますが、真夏でも簡単に流氷を見ることができるのがここ。地階にある「流氷体感テラス」…
長節湖入口のJR西和田駅近くにある北海道の有形文化財。和田屯田兵が入植する前年の明治18年頃に造られたと推定され、屯田関係の建物では唯一の被服庫。木造切妻屋根の平屋建で、屋根裏が物置になっています。札幌農学校のホイラー教…
道東開拓のため、多くの政治犯が送り込まれた網走監獄。天都山(てんとさん)のふもとにある博物館網走監獄は、実際に網走刑務所で使っていた放射状舎房(国の重文)、レンガ門、浴場、教誨堂(きょうかいどう/国の重文)、味噌醤油蔵、…
網走市街の北に広がる能取湖(のとろこ)は、オホーツク海と通じる海水湖。能取湖の南畔、卯原内(うばらない)あたり一帯には、8月下旬〜9月中旬頃、サンゴ草が美しく色づきます(能取湖卯原内サンゴ草群落)。サンゴ草は、アッケシソ…
斜里町内で発見されている縄文時代の遺跡はなんと数百ヶ所にも及んでいます。羅臼町・標津町を含め知床半島一帯には豊かな古代人の営みがあったことが判明しています。朱円ストーンサークル(朱円周堤墓)は、奥蕊別川(オクシベツ川)の…
網走市を流れる網走川河口の標高5mの砂丘台地にあるモヨロ貝塚は、縄文時代晩期、続縄文時代、擦文時代、そしてオホーツク文化最大の遺跡で国の史跡。大正2年に網走を訪れたアマチュアの考古学研究者・米村喜男衛(よねむらきおえ)が…
アイヌの人々が交易や祭祀、談判(チャランケ)をおこなった場所である桂ヶ岡砦(チャシ)跡のある桂ヶ岡公園に建つ博物館で、趣ある建物はアメリカの建築家F・ライトに師事し、関東大震災を機に北海道にやってきた建築家・田上義也の設…
ラムサール条約登録湿地である濤沸湖(とうふつこ)の湖畔、北浜地区の白鳥公園に建つ環境省の施設(運営は網走市)。濤沸湖周辺の自然、歴史、文化に関する展示や映像、解説を通して、湿地の重要性を学ぶことができます。展示室には双眼…
「雲上の楽園」といわれる栂池自然園ですが、雪融けが進む6月中旬には、水芭蕉が雪原に顔を出します。この水芭蕉、栂池自然園の関係者によれば、「本州で一番遅咲きの水芭蕉」とのこと。水芭蕉とはまだ残雪に覆われた白馬三山の眺めは、…
栂池高原から栂池自然園へと上る栂池パノラマウェイ(ゴンドラリフトとロープウェイ)も6月1日に営業を開始し、栂池自然園も同時にオープンします。それに合わせて栂池自然園では恒例の『栂池自然園開園祭』が行なわれます。雪深い栂池…
ラムサール条約登録湿地となった濤沸湖(とうふつこ)にある白鳥観察のポイント。10月中旬の初飛来日から北帰行が始まる4月中旬までの半年間、50年にもわたって雨の日も、吹雪の日も時化(しけ)の日も家族で毎日白鳥に餌を与えて続…