「ラーメン消費額3年連続日本一」の県庁所在地とは!?

総務省統計局は毎年、家計消費状況調査を実施していますが、ラーメン(中華そば)の年間支出額(外食)が3年連続で首位なのが、山形市。山形市の集計によれば2024年の1世帯(2人以上)あたりの外食でのラーメン(中華そば)消費額は、2万2389円で、2位の新潟市を大きく引き離してダントツでした。

「ラーメンの聖地、山形市」宣言も

山形ラ〜メン 〜麺と スープと あっつい心と〜【映像で山形ルネッサンス】

2位の新潟市は1万6292円でその差はなんと6097円。
3位以下には仙台市、富山市、さいたま市と続きます。

山形市によれば、2位との差額は2022年の623円から、2023年の2369円、2024年の6097円へと開きつつあるとのこと。
総務省統計局の「令和3年経済センサス‐活動調査」と令和2年国勢調査のデータによれば、人口1000人あたりの「中華料理店の数」は、山形県が1位。
とくに山形市周辺では、夏にも冷たいスープに中華そばという組み合わせのラーメン(冷やしラーメン)を食べるという習慣があり、消費量を増やしているのだと推測できます。

老舗中華料理店も多いという山形市界隈ですが、ラーメン店主有志による「ラーメンの聖地、山形市」を創る協議会も結成され、PRも始まっています。

山形市がラーメンの聖地というイメージがあまりないかもしれませんが、かつてはそばは自宅で打つ人が多く、中華そばこそ外食だったというそばの産地らしい風土から生まれたもの。

牛骨スープを使う店が多いのも特徴で、そば屋でもラーメンを提供する店が多数あります。
納豆をトッピングするのもふつうというのも山形らしいところ。
山形に旅する機会があったなら、ぜひ一度はラーメンを味わって見てください。

注/TOPの画像は冷やしラーメン

「ラーメン消費額3年連続日本一」の県庁所在地とは!?
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中華料理店密度(人口比)1位の県は、意外にも東北に! TOP10を紹介 

令和5年に公表された総務省統計局の「令和3年経済センサス‐活動調査」と令和2年国勢調査のデータによれば、人口1000人あたりの「中華料理店の数」は、山形県が1位でTOP10に岩手県を除く東北5県がランクイン。10位の長野県が中部日本ですが、

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