埼玉県さいたま市緑区、川口市にまたがる荒川の支流・芝川(桶川市と上尾市が源流で、見沼田圃を流れ、荒川に合流)の洪水抑制を目的として築かれた計画調節容量284万トンという人工の池が、芝川第一調節池。芝川第一調節池の東には、見沼代用水東縁が流れ、川口自然公園があります。
洪水抑制を目的に築かれた2.3haの遊水地
92.3haという広大な面積を誇る人工池が芝川第一調節池で、芝川下流部、川口市街地の洪水防止の役割を担っています。
平成22年度に左岸池(200万トン)が完成し、平成25年10月の台風26号、そして令和元年東日本台風(台風19号)では、この調節池が洪水抑制に貢献。
整備中の右岸池(84万トン)など芝川には合計して7ヶ所の調整池が築かれる予定です。
芝川第一調節池の下流側で芝川は、川口市に入り、青木水門で公園として整備される芝川と新芝川(芝川放水路)に分かれ、川口市南端の領家水門で新芝川と再合流。
東京都足立区との境界、芝川水門で荒川(荒川放水路)に注いでいます。
同じさいたま市内では、荒川の巨大な荒川第一調節池が有名で、こちらは彩湖と名付けられていますが、芝川第一調節池にはまだ愛称はありません。
芝川第一調節池 | |
名称 | 芝川第一調節池/しばかわだいいちちょうせつち |
所在地 | 埼玉県さいたま市緑区下山口新田 |
ドライブで | 東北自動車道浦和ICから約2km |
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