鷲宮神社

埼玉県久喜市鷲宮1丁目に鎮座する古社が、鷲宮神社（わしのみやじんじゃ）。「お酉様の本社」と称し、毎年12月の初酉の日には『大酉祭』が行なわれ（東京では11月の酉の日に行なわれています）、縁起物の熊手を売る露店が並びます。鷲宮神社に奉納される『鷲宮催馬楽神楽』は、国の重要無形民俗文化財。

『八坂祭』では、伝統と萌えの融合『らき☆すた』神輿の渡御も

創建年代は定かでありませんが、鎌倉時代の歴史書『吾妻鏡』に記載があるため、鎌倉時代以前であることは明らかで、中世には源頼朝など、武将の尊崇を集めました。

『らき☆すた』で、「鷹宮神社」（たかのみやじんじゃ）として登場して以降、アニメの聖地として注目されています。
平成19年4月のテレビ放映（チバテレビなどで放送）直後から、ファンが多く訪れるようになり、アニメの聖地化現象として話題になり、鷲宮神社で毎年9月に開催される『土師祭』（はじさい）でアニメ『らき☆すた』のキャラクターが描かれた『らき☆すた』神輿（土師祭輿会が製作）が登場するまでに発展しています。
現在では夏の例祭『八坂祭』で『らき☆すた』神輿の渡御が行なわれています。