現在、日本国内の水族館で飼育されるラッコはわずかに4頭。展示されるのは、鳥羽水族館の2頭とマリンワールド海の中道の1頭の、わずかに3頭。高齢化が進んでいますが、絶滅の危機にあるため、新たな入手も困難。つまりは、国内で間近にラッコを眺めるのは、あと数年という運命にあるのです。
鳥羽水族館
所在地:三重県鳥羽市鳥羽3-3-6
飼育場所:「極地の海」コーナーで2頭を飼育展示
備考:昭和59年2月、日本で初めてラッコの赤ちゃんが誕生した水族館
鳥羽水族館が初めて赤ちゃんを誕生させたのを機に「ラッコブーム」が起こり、ピーク時の平成6年には28施設で122頭が飼育されていました
マリンワールド海の中道
所在地:福岡県福岡市東区西戸崎18-28
飼育場所:ラッコプールで飼育展示
備考:飼育下4世のラッコとして初めて生育した個体、マナが令和3年2月22日に死亡し、現在はオスのリロ1頭に
ラッコが見られなくなる!? ラッコを見学できる水族館は2館3頭 | |
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