2019年・青春18きっぷの旅(3) 東京駅から東海道本線で九州へ!

青春18きっぷを利用し、東京駅で始発に乗ってどこまで行けるかを検証する企画。その第3弾は、東海道本線・山陽本線を使って九州を目指します。かつてのような大垣行き夜行を使うことができないので、ひたすら普通列車と快速列車を乗り継いでいきます。ネックとなるのはロングシートの静岡県内の移動。

東京〜(東海道本線)〜熱海〜(東海道本線)〜浜松

東京駅始発の東海道本線普通列車は、5:20発沼津行きが始発。
これを待つことはできないので、始発の京浜東北線で品川まで移動し、品川で始発の東海道本線小田原行きに乗車します。
1号車・2号車などにはクロスシートが付いているのが基本なので、クロスシートで旅気分を味わい、体力を温存しましょう。
その後、小田原で乗り継ぎ、熱海で浜松行きに接続します。
ネックとなる静岡県内の乗り継ぎが浜松行きに乗ることでちょっぴり楽したことに。

東京4:41発普通・大船行き
品川4:52着(京浜東北線)
品川5:10発普通・小田原行き
小田原6:21着(東海道本線)
小田原6:22発普通・熱海行き
熱海6:45着(東海道本線)
熱海6:49発普通・浜松行き
浜松9:18着(東海道本線)

浜松〜(東海道本線)〜大垣〜(東海道本線)〜米原

浜松で6分の接続で豊橋行きに連絡。
豊橋から大垣までは快速で少し時間短縮ができます。
しかもクロスシート。
静岡、愛知、岐阜と3県を横断し滋賀県に至る区間です。
名古屋駅のホームでは名物のきしめんを横目に、快速列車は大垣を目指します。
大垣では米原行きに接続。

浜松9:24発普通・豊橋行き
豊橋9:57着(東海道本線)
豊橋10:02発快速・大垣行き
大垣11:32着(東海道本線)
大垣11:42発普通・米原行き
米原12:17着(東海道本線)

米原〜(東海道本線・山陽本線)〜姫路〜(山陽本線)〜糸崎

米原からは新快速に乗車し、姫路までは少しかっとび気分が味わえます。
東海道本線は神戸まで。
神戸からはいよいよ山陽本線です。
この区間は滋賀県から京都府、大阪府、兵庫県、岡山県を越えて、なんと広島県までという近畿横断ルート。

ちなみに途中の岡山に16:31着。
岡山発16:42快速マリンライナー47号・高松行きの乗り換えると、今治22:24着。
高知を目指して途中の阿波池田(20:03着)で乗り換えると、阿波池田20:41発で大歩危21:08着(ただしこの列車は土休日運休)。
岡山で乗り換えても、四国の旅は今治、大歩危で終了となります。

米原12:29発新快速・姫路行き
姫路14:47着(東海道本線・山陽本線)
姫路15:03発普通・播州赤穂行き
相生15:23着(山陽本線)
相生15:25発普通・糸崎行き
糸崎18:04着(山陽本線)

糸崎〜(山陽本線)〜下関〜(山陽本線)〜小倉

広島県の糸崎から、山口県を経て、関門海峡を越えて福岡県を目指します。
下関からのラストランで、翌日になってしまいますが、乗車日が23:51なので問題はありません。
青春18きっぷの「深夜0時を超えて最初に停車する駅まで有効」という原則で小倉まで無事に乗車ができます。

糸崎18:29発普通・徳山行き
徳山21:57着(山陽本線)
徳山21:59発普通・下関行き
下関23:50着(山陽本線)
下関23:51発普通・小倉行き
小倉0:05着(山陽本線)
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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