岐阜県側の登山口から伊吹山の山頂部(9合目)まで滋賀県と岐阜県の県境を縫うように走る全長17kmの山岳ドライブコースが伊吹山ドライブウェイ。終点の駐車場にはスカイテラス伊吹山があり、食事、喫茶ができるほか土産を販売。伊吹山ドライブウェイは恋人の聖地にも認定され、山頂駐車場・西登山道入口には、恋慕観音像が祀られています。
伊吹山の山上、9合目まで一気に登れば、夏ならお花畑の散策が可能
伊吹山ドライブウェイ途中にはカンナ掛谷の造林や目覚めの滝、上平寺集落(滋賀県)の米と春日集落(岐阜県)の炭を持ち寄って物々交換が行なわれていた上平寺峠など、歴史や風土にまつわる見どころも多数。
スカイテラス伊吹山の建つ山頂駐車場から山頂へは3コースの遊歩道が整備され、琵琶湖から北アルプスの雄大な景色を楽しみながら、四季折々の高山植物を間近に観察することができます。
ちょっと急坂ですが中央遊歩道コース(山頂まで徒歩20分)、西遊歩道コース(山頂まで徒歩40分)、東遊歩道コース(下り専用・駐車場まで1時間)の3つのコースはすべて山頂に咲く高山植物を観察できます。
大垣駅前、関ヶ原駅から名阪近鉄バスが伊吹山ドライブウェイ経由の山頂行き直行バスを運転(季節運行、運転日注意)。
紅葉は山頂で10月中旬頃に始まり、スカイテラス伊吹山周辺で10月下旬、一番色づく中腹は10月下旬~11月上旬頃が見頃。
夏休みなら山頂で御来光も!
昭和30年代には夜行登山で懐中電灯の列ができ、山頂の山小屋で仮眠して御来光を仰いだ伊吹山ですが、昭和40年に完成したドライブウェイにより、往時のような登山スタイルは見られません。
代わってマイカー登山が増加しましたが、その分、山頂でのんびり植物観察する時間が生まれています。
午後はガス(霧)がかかることが多いので、とくに夏は午前中、早めの入山がおすすめです。
7月第3土曜~8月は3:00から開場するので、日の出にも充分間に合います。
代わってマイカー登山が増加しましたが、その分、山頂でのんびり植物観察する時間が生まれています。
午後はガス(霧)がかかることが多いので、とくに夏は午前中、早めの入山がおすすめです。
7月第3土曜~8月は3:00から開場するので、日の出にも充分間に合います。
伊吹山ドライブウェイ | |
名称 | 伊吹山ドライブウェイ/いぶきやまどらいぶうぇいまいばら |
所在地 | 滋賀県米原市上野 |
関連HP | 伊吹山ドライブウェイ公式ホームページ |
電車・バスで | JR関ヶ原駅から名阪近鉄登山バス伊吹山行き50分で山頂(4~9月15日運行) |
ドライブで | 名神高速道路関が原ICから約3.5kmでドライブウェイ入口料金所 |
駐車場 | スカイテラス駐車場(山頂駐車場・600台/無料)、12km地点(50台/無料) |
問い合わせ | 伊吹山ドライブウェイ TEL:0584-43-1155 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag