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醒井宿

醒井宿

滋賀県米原市醒井、中山道江戸から数えて61番目の宿場町として栄えた醒井宿(醒ヶ井宿/さめがいじゅく)。古くから清冽な湧き水でも有名な所で、「居醒の清水」(いざめのしみず)を源流とする地蔵川が街道に沿って流れ、7~8月頃には、梅の花に似た水生多年草のバイカモ(梅花藻)が白い花を咲かせます。

宿場の中央に地蔵川が流れ、バイカモが咲く

天保14年(1843年)の『中山道宿村大概帳』によれば、醒井宿の家数は、本陣1軒、脇本陣1軒、旅籠11軒など合計138軒、宿内人口は539人と記されています。
後に新道として開通した国道21号が、東海道本線沿いを走るため、旧道部分と宿場の町並み、宿場を流れる地蔵川などは往時のままに現存。

宿場の北側にある「居醒の清水」は、醒ヶ井の地名の由来となった湧水地。
『古事記』、『日本書紀』に記された「日本武尊の伊吹山の荒ぶる神退治」で、荒神の化身である白猪を退治する際に負った傷を癒したと伝わるのがこの「居醒の清水」です。
ほかにも宿場内には、カルスト地形の鈴鹿山脈最北の霊仙山からの湧水が湧く「十王水」、「西行水」などがあり、

醒井宿の宿場内では、旧中山道沿いに元禄時代に建てられた醒井宿問屋場(旧川口家住宅)が、中山道から脇にそれた大正通(JR醒ヶ井駅から旧中山道へと向かう道)沿いに大正4年築で国の登録有形文化財となった旧醒井郵便局(設計はウィリアム・メレル・ヴォーリズ)があり、ともに「醒井宿資料館」として公開され、街道歩きのビジターセンター的な存在となっています。
醒井宿本陣跡は、醒井宿問屋場(旧川口家住宅)の並びですが、案内板があるのみで現存していません。

南の霊仙岳登山口(榑ヶ畑登山口)側に入った醒井峡谷には明治12年開場の醒井養鱒場があり、見学が可能。

醒井宿は、日本遺産「琵琶湖とその水辺景観―祈りと暮らしの水遺産」の構成資産にもなっています。
例年、8月1日〜8月中旬には、『梅花藻ライトアップ』、8月23日~8月24日には『醒井地蔵まつり(地蔵盆)』を実施。
JR東海道本線醒ヶ井駅にも近いので、車の場合も駅の駐車場利用が便利です。

歌川広重『木曽海道六拾九次之内醒か井』
醒井宿
名称 醒井宿/さめがいじゅく
所在地 滋賀県米原市醒井
関連HP 長浜観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR醒ヶ井駅から徒歩2分
ドライブで 名神高速道路米原ICから約2.5km
駐車場 醒ケ井駅前駐車場などを利用
問い合わせ 米原市シティセールス課 TEL:0749-53-5140/FAX:0749-53-5139
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

醒井養鱒場

米原市にある醒井養鱒場の正式名は滋賀県水産試験場醒井養鱒分場といい、明治11年にビワマス(琵琶湖固有種)の増殖を目的に設置された日本でもっとも歴史のある水産研究施設。霊仙山(1094m)山麓の鍾乳洞から湧き出る清流をたたえた池に大小さまざま

梅花藻ライトアップ|米原市|2024

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醒井地蔵まつり(地蔵盆)|米原市|2024

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醒井宿資料館・旧醒井郵便局

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