青岸寺

青岸寺

滋賀県米原市の太尾山西麓に建つ曹洞宗の寺、青岸寺(せいがんじ)。延文年間(1356年〜1381年)に近江守護・佐々木道誉(ささきどうよ)が開いた寺(創建当初は米泉寺)。美しい築山林泉式枯山水庭園「青岸寺庭園」は国の名勝。近江七福神の福禄寿を祀っています。庭を眺める「茶寮 喫茶去」(さりょうきっさこ)も営業。

庭園を眺める「茶寮 喫茶去」も営業

青岸寺

南北朝時代に六角氏頼(ろっかくうじより)が諸堂を整備し、本尊・聖観音立像(秘仏)を祀っています。
本尊・聖観音立像の胎内には、六角氏頼の持念仏だった高さ20cmの観音像が納めらているため「お腹籠の観音」とも称されています。
また六角氏頼はこの聖観音立像を必ず旗竿に祀って出陣したので「旗竿の観音」とも。

戦国時代に戦乱で荒廃していますが、江戸時代初期の慶安3年(1650年)、第3代彦根藩主・井伊直澄いいなおすみ)の命で、要津守三が敦賀の伊藤五郎助の寄進を受けて再興、明暦2年(1656年)、寺号を青岸寺に改称し、曹洞宗に改宗しています。
寺号は寄進後に没した伊藤五郎助の諡(おくりな)である青岸宗天に由来。
藩政時代には、彦根藩井伊家の庇護もあって隆盛しますが、庭園は彦根の玄宮園・楽々園築庭のために庭石が持ち出され、荒廃し、延宝6年(1678年)に再築されています。

国の名勝に指定された庭園は、延宝6年(1678年)に作庭された築山林泉式枯山水庭園。
空池を設け、蓬莱島をつくり、枯滝を組み、水の流れを杉苔で表現した見事なもの。
彦根城の楽々園を築いた彦根藩の作庭奉行である香取氏の手によると推測されています。

庭を眺める「茶寮 喫茶去」(さりょうきっさこ)では、ドリップ珈琲などのほか「住職のサイフォン珈琲」を味わうことができます(住職不在時は不可)。
スイーツにも力を入れ、持ち帰りできるパウンドケーキなども人気です(喫茶の利用は、拝観者のみ可能/休業日に注意)。
予約で精進料理も味わえます。

青岸寺
名称 青岸寺/せいがんじ
所在地 滋賀県米原市米原669
関連HP 青岸寺公式ホームーページ
電車・バスで JR米原駅から徒歩10分
ドライブで 名神高速道路米原ICから約4km
駐車場 10台/無料
問い合わせ 青岸寺 TEL:0749-52-0463
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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