毎年3月10日10:00〜、宮城県塩竈市の鹽竃神社で『帆手祭』(ほてまつり)が行なわれます。奥州一宮の鹽竈神社における早春の神事が、日本三大荒神輿ともいわれる『帆手祭』。元々は正月の神輿洗神事で、火伏祭として始まったものですが、海にゆかりのある『帆手祭』となり、厄除け、繁栄を祈年して、神輿が市内を御神幸します。
表坂を1トンの神輿が上り下りする様は、圧巻!
『帆手祭』は、仙台藩の許可を得て、天和2年(1682年)に鹽竈神社の氏子によって始められた祭りで、神様を奉安した重さ1トンの神輿が渡御します。
神輿の渡御により、「しおがまさま」の神威は、塩竈の町に行き渡ったのです。
最大の見物は、重さ1tもの神輿が16名の若者にかつがれて、表参道の202段もの急な表坂(通称・男坂)を下りる様。
その緊迫感は、参拝客も思わず息を呑むほどです。
還御(帰路)は神輿が一気に表坂を上がり迫力満点。
500人を超えるきらびやかなお供、稚児行列を従えた市内の御神幸など、港町・塩竈が一日中活気にあふれ、塩竈の春の風物詩となる華やかな祭りです。
ちなみに、日本三大荒神輿は、鹽竃神社『帆手祭』のほか、『灘のけんか祭り』(兵庫県姫路市・松原八幡神社の秋季例大祭)、『北条秋祭り』(愛媛県松山市)を数えるのが通例。
本殿祭=10:00
発輿祭=11:00
神輿御出発=11:30
表坂下還御=19:00
鹽竃神社『帆手祭』|塩竈市 | |
開催日時 | 毎年3月10日10:00〜 |
所在地 | 宮城県塩竈市一森山1-1 |
場所 | 鹽竃神社境内〜塩竈市内 |
関連HP | 鹽竃神社公式ホームページ |
電車・バスで | JR仙石線本塩釜駅から徒歩10分 |
ドライブで | 三陸自動車道利府中ICから約3.8km |
駐車場 | 鹽竈神社駐車場(350台/無料) |
問い合わせ | 志波彦神社・鹽竈神社社務所 TEL:022-367-1611 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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