JR東海は、30周年を迎える観光キャンペーン『そうだ 京都、行こう。』2023秋「南禅寺」篇を、2023年9月22日(金)からスタート。初回放映から106作目となる新CMも9月30日(土)より順次放映開始。ナレーターは柄本佑で、CMの舞台は日本の禅寺でもっとも高い格式の南禅寺(京都市左京区)です。
テーマ曲『私のお気に入り』は、斎藤ネコのアレンジで
『そうだ 京都、行こう。』キャンペーンといえば、1957年のミュージカル映画『サウンド・オブ・ミュージック』(The Sound of Music)で使われるナンバーの『私のお気に入り』(My Favorite Things)を初回から使い続け、今では、この曲を聞くと、京都を思い出すほどまでに。
実は、『そうだ 京都、行こう。』では、キャンペーンのテーマに合わせて、キャンペーンごと、様々なミュージシャンにオリジナルアレンジを依頼、アレンジの異なる楽曲が流れていたのです。
今回も担当は、有名ヴァイオリニストの斎藤ネコで、ピアノ、ウッドベース、ドラム、バイオリン、トランペット、トロンボーン、テナーサックス、ハープの編成により、「過去のCMでは採用されてこなかった小節が組みこまれた編曲は、馴染みがありながらも、今までに聞いたことがないような新鮮なメロディー」(JR東海)とのこと。
首都圏及び静岡地区を中心にスポットCMを放映するほか、JR東海の提供番組でも放映予定です。
【2023年「そうだ 京都、行こう。」秋編について】
『そうだ 京都、行こう。』秋編では、キャンペーンを通じて、秋の京都を訪れるきっかけにしてほしいという想いから、今の時季だけでしか体験できない各種プロモーションを展開。
新CMの舞台である南禅寺では、方丈の庭園を眺めながら体験できる早朝坐禅会を実施。
また東福寺や東寺などの、秋になると広大な境内が紅葉一色になる美しい寺院では、人混みを避けて寺院と紅葉を楽しめる特別拝観が行なわれます。
今回、恒例の夜間特別拝観は実施が初となる浄住寺を含む10ヶ所で実施される予定。
キャンペーン概要
早朝や夜間の紅葉ライトアップの特別拝観
実施寺院:東福寺、東寺、建仁寺、金戒光明寺・栄摂院、天龍寺塔頭宝厳院、浄住寺、平等院、興聖寺
実施期間:11月11日(土)~12月10日(日)/ただし実施寺院によって異なります
瑠璃光院&嵐山祐斎亭紅葉ライトアップ貸切見学 錦秋の絶景リフレクション
実施施設:瑠璃光院、嵐山祐斎亭
実施期間:瑠璃光院=2023年11月11日(土)、11月12日(日)、11月17日(金)~12月3日(日)
嵐山祐斎亭=2023年11月17日(金)~11月26日(日)
瑠璃光院/京都洛北八瀬地区活性化に向けた取り組みの一環で、京福電気鉄道株式会社・叡山電鉄株式会社・京阪ホールディングス株式会社・東海旅客鉄道株式会社が主催
CMの舞台『南禅寺』美しい景色の中で自分と向き合う早朝坐禅会
実施日:11月5日(日)、11月19日(日)、12月3日(日)
実施時間:各日7:15~8:30
『そうだ 京都、行こう。』限定 オリジナル切り絵御朱印の授与
実施寺院:南禅寺、北野天満宮
実施期間:南禅寺=2023年10月1日(日)~12月24日(日)
北野天満宮=2023年10月28日(土)~12月3日(日)
柄本佑特別インタビュー
―今回のCMをはじめてみたとき、どう思いましたか?
改めて、秋になるんだなと思いました。コロナがあったり、いろいろな忙しさがあったりで、季節を感じることに対して希薄になってしまう状況でしたが、CMを見て季節を実感することは心身に良いような気がします。季節の変化を感じることを豊かさだと考える身としては、映像を見るだけでもゆとりができて素敵だなと思いました。また、秋ってしっとりしたイメージがあるんですが、今回のCMは明るくていいなと思いました!
―旅人としてのお芝居で気を付けていることは?
東京都出身の僕自身が、ナレーションで京都の風景に声をかけるという点で、僕がやっているこの仕事こそがもはや旅人であると思っています。そういった意味で、いつもあまり意識せずに自然体でナレーションにのぞんでいます。
―柄本さんの「紅葉の名所ベスト3」を教えてください。
まさにCMのナレーションのように、どこも良いなと思うので決めきれないです。紅葉のシーズンになると、比叡山のロープウェイは混んでいると噂に聞くのでおそらく比叡山の紅葉は名所なんだと思います。あとは東寺の紅葉のライトアップも良いですね。一番好きなのは三宅八幡宮のそばにある蓮華寺ですね!こぢんまりとしたお寺なので、すぐに回れますし、縁側から見える庭が飽きずにずっと見ていられるのでおすすめです。
一旅人に就任する前と就任した後の「そうだ 京都、行こう。」に対して抱く印象を教えてください。
就任前からこのキャンペーンはもちろん知っていて、当たり前のようにある存在だったので、あまり意識することのないものでした。ただ、この仕事のお話をいただいた時には、このようなお仕事をさせていただけるんだという、ありがたさを感じました。叔母は僕の仕事に対して関心がないのですが、「そうだ 京都、行こう。」のCMの仕事をもらった際にはすごく褒めてもらえたのを覚えています。
一柄本さんの「わたしのお気に入りの京都」を教えてください。
距離感ですかね。人同士の距離感が肌に合います。僕は、銀座が好きなんですが、京都と少し似た部分があると感じています。良い意味で、少し敷居高く、懐が深くて奥行あるからだと思います。あとはとにかくお気に入りのお蕎麦屋さんと中華屋さんがあります。家族全員が大好きなお店で、行くときには気合が入ります。
一これからの「そうだ 京都、行こう。」に期待することを教えてください。
このままいてくださるのが1番いいです。「そうだ 京都、行こう。」を通して、四季の変化を実感することができ、刺激になると思います。四季は毎年来るもので感じるべきですし、30年間その四季に合わせた観光キャンペーンをずっとやられてこられているので「そうだ 京都、行こう。」は変わらずにいてほしいと思います。
一そうだ京都行こう30周年。旅人として、これからの意気込みをお願いします。
32歳から旅人を始めて5年ですが、ごまかさずにやっていきたいです。まだ始めたてだと思っているので、80歳ぐらいまで続けた時に、第1回のCMを聞いて、その時のことを思い出せると嬉しいです。
『そうだ 京都、行こう。』キャンペーンも2023秋「南禅寺」篇で、30周年を迎える! | |
関連HP | 『そうだ 京都、行こう。』特設サイト |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag