世界遺産「富士山‐信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の富士山本宮浅間大社。徳川家康造営の社殿が残されていますが楼門もそのひとつ。2階建て入母屋造り(いりもやづくり)で、正面と両脇に扉が付いています。さらに楼門の左右には慶長19年(1614年)造立の随身が安置されています。
楼門前には『山宮御神幸』の鉾を立てた鉾立石も
慶長9年(1604年)の建立後、安永4年(1707年)の大地震で駿府城は3分の1が倒壊、安政元年(1854年)の大地震ではほぼ壊滅という状態でしたが、富士山本宮浅間大社では楼門、拝殿、本殿などが倒壊を免れています。
「冨士山本宮」の扁額は、文政2年(1819年)、聖護院門跡(しょうごいんもんぜき)の入道盈仁親王(えいにんにゅうどうしんのう)の筆によるもの。
楼門前には鉾立石がありますが、かつて山宮浅間神社(浅間大社の元宮)と浅間大社の間で『山宮御神幸』として御鉾の渡御も行なわれた際に、鉾を立てた石です(山宮浅間神社にも残っています)。
富士山本宮浅間大社 楼門 | |
名称 | 富士山本宮浅間大社 楼門/ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ・ろうもん |
所在地 | 静岡県富士宮市宮町1-1 |
関連HP | 富士山本宮浅間大社公式ホームページ |
電車・バスで | JR富士宮駅から徒歩15分 |
ドライブで | 新東名高速道路新富士ICから約8km |
駐車場 | 150台/30分まで無料、以降有料 |
問い合わせ | 富士山本宮浅間大社 TEL:0544-27-2002/FAX:0544-26-3762 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
取材協力/富士宮市観光協会、富士山本宮浅間大社
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