大石正英の旅を切り撮る NO.6 茶畑と富士山(静岡県牧之原市)

現在、私の住んでいる静岡県牧之原市は、牧之原台地、相良油田、田沼意次ゆかりの相良藩で有名。なかでも一面の茶畑が広がる牧之原台地は、被写体には絶好の場所です。ただし、富士山から少し距離があるので、空気の澄んだ冬でないと、なかなか富士山がすっきり見える日はありません。

まずは牧之原市の海岸線から富士山を撮影

牧之原台地の南端にある御前崎近くの地頭方漁港(じとうがたぎょこう)からは、海の向こうに富士山を眺めることができます。(写真1、写真2)

写真1
写真2

空気が澄んだ日は伊豆半島から南アルプスまで見渡すことができます。
ちなみに、地頭方海浜公園は、映画『亡国のイージス』のロケ地にもなっています。

少し北の坂井港(相良海岸)から、そして片浜海岸からの富士山です。(写真3、写真4)

写真3
写真4

海と富士山は、撮っている際には気持ちがいいのですが、写真としては思った構図になかなか仕上がりにくいという難点があります。

今回の作例:茶畑からの富士山

牧之原市の「特別な風景」といえば、やはり茶畑なので、今回は牧之原台地に広がる茶畑からの富士山です。
残念ながら冬の茶畑は色が暗いので、春の新芽の鮮やかな緑の畑ではありません。
春はほとんど富士山がみえないので、実は、そこの兼ね合いがもどかしいところでもあるのです。

牧之原台地に広がる茶畑からの富士山

 

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