大石正英の旅を切り撮る NO.8 山梨県・みさか桃源郷

大石正英の旅を切り撮る NO.8 山梨県・みさか桃源郷

山梨県笛吹市、笛吹川の扇状地は生産量日本一を誇る桃の栽培エリア。例年3月下旬〜4月上旬頃には、一帯がピンクに染まる「桃源郷」と化しています。目ざすは、その名もズバリ、桃源郷公園。扇状地で標高差があるので、見頃のスポットを探すのがいいでしょう。桜と違って開花期間が長いので、撮影に最適な花といえるでしょう。

御坂農園グレープハウスは、標高が低いので開花が早く、「高台と比べて3日くらい早い」とのこと。
入園は無料で、しかも桃の花と菜の花のハーモニーが楽しめます。
撮影時には、すでに御坂農園グレープハウスでは桃の花が終わり頃だったので、「アップはやめてね」とのことでしたが、菜の花との色合いがが美しく、個人的にはしおれかけでも味わいがあると思います。

御坂農園グレープハウス
御坂農園グレープハウスの桃と菜の花のコラボ
御坂農園グレープハウス
満開を過ぎていましたが、撮影には問題ありません

『笛吹市桃源郷春祭り』(3月下旬〜4月上旬開催)の御坂会場となる花鳥の里スポーツ広場は、笛吹市御坂町の「桃の花散策ルート」の起点。
花鳥の里スポーツ広場→花鳥山の桃の花→星石→埋草神社の隣の菜の花畑(7000平方メートル)→花鳥の里スポーツ広場と巡るコースは1時間30分ほどの桃源郷散歩となります。
華頂山の桃、桃の花と菜の花のコラボ、タンポポの黄色(個人的にはコレも好みですが)と、楽しめます。
でも、菜の花とのコラボによる迫力は「すごい」のひとこと。

花鳥の里周辺でタンポポと桃を撮影
迫力満点の菜の花と桃

今回の作例:みさか桃源郷公園

みさか桃源郷公園

みさか桃源郷公園の近くで撮影。
菜の花とタンポポ、濃いピンクの花の木と「全部乗せ的なバランス」は、個人的には好みです。

 

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日本大学芸術学部写真学科卒。スタジオ勤務の後、(株)シマウマ-クラブのチーフカメラマンとして、『まっぷるマガジン』の立ち上げに参加。愛知万博公式ガイドのメインカメラマン。旅行雑誌などの撮影を30年以上経験するプロ中のプロ。自称、「早くて、うまい」カメラマン。さらに、印刷、ウエブ掲載などを前提とした撮影後のデジタル処理も超一流と評判です。

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