善楽寺(四国八十八ヶ所霊場第30番札所)
善楽寺(四国八十八ヶ所霊場第30番札所)の建つ高知市一宮(いつく)地区は、かつて神辺郷といわれ、土佐一宮が建つように土佐ではもっとも古くから開けた地。善楽寺は、土佐一宮・土佐神社の別当寺として大同年間(806~810年)…
善楽寺(四国八十八ヶ所霊場第30番札所)の建つ高知市一宮(いつく)地区は、かつて神辺郷といわれ、土佐一宮が建つように土佐ではもっとも古くから開けた地。善楽寺は、土佐一宮・土佐神社の別当寺として大同年間(806~810年)…
724(神亀元)年、聖武天皇の勅願で行基が唐の五台山に準えて開山したのが高知市にある竹林寺。行基自ら本尊の文殊菩薩像を刻んで堂塔を建立したと伝えられています。その後、大同年間(806~810年)に空海(弘法大師)も来錫し…
神亀年間(724~729年)、聖武天皇の勅願により行基が開いたという高知県南国市の古刹が禅師峰寺(ぜんじぶじ/四国八十八ヶ所霊場第32番札所)。807(大同2)年に空海(弘法大師)が巡錫し、土佐沖の航海の安全を祈願しなが…
花崗岩でできた足摺岬の海岸線を黒潮の荒波がうち砕いてできた巨大な海食洞が白山洞門。近くに足摺岬の産土神(うぶすながみ)、白山神社があるため白山洞門と呼ばれています(大正5年に白皇山上の白皇神社=白皇山真言修験寺と合祀され…
822(弘仁13)年、嵯峨天皇から補陀洛東門(ふだらくとうもん)の勅願を受けて空海(弘法大師)が創建したと伝えられる古刹が土佐清水市の足摺岬に建つ金剛福寺。四国の最南端・足摺岬に位置することから観世音菩薩が住む理想の世界…
仏教界のスーパースター空海は、承和2(835)年3月21日没で、毎月21日が縁日。空海の諡号(しごう)が弘法大師なので、年初の縁日は「初大師」ということに。空海ゆかりの真言宗の寺を中心に、さまざまな行事が行なわれます。
厄除弘法大師(やくよけこうぼうだいし)を本尊とする、真言宗智山派の古刹。川崎大師と通称されていますが、正式名は、金剛山金乗院平間寺(へいけんじ)。平成29年には、川崎大師平間寺開創890年。本尊は、空海の尊像です。お護摩…
地元では砂町大師と呼ばれ、「関東四大師に数えられている」とされるのが真言宗智山派の薬光山持宝院。例年、近くにある砂町銀座商店街による甘酒の無料接待も行なわれます。大晦日には除夜の鐘を撞くことができます。
東京湾・浦賀水道を見下ろす、標高329.1mの鋸山(のこぎりやま)。山頂には房州石を切り出した石切場跡があり、削られた断崖はスリル満点の展望台となっています。その鋸山の入口、日本寺西口管理所から徒歩5分にあるのが、十州一…
宇谷山豊乗寺(ぶじょうじ)は鳥取県八頭郡智頭町にある空海(弘法大師)ゆかりの密教寺院(高野山真言宗)。平安時代の嘉祥年間(845年~851年)、空海の法弟・真雅の開基という古刹です。国宝「絹本著色普賢菩薩像」、国の重要文…
千葉県市川市にある日蓮宗の本山が弘法寺。737(天平9)年、行基が手児奈(舒明天皇時代の国造の娘)の霊を慰めるため開基したと伝わる古刹です(創建時は求法寺)。後に空海(弘法大師)が伽藍を整備して弘法寺(ぐほうじ)と改めて…