白山洞門

花崗岩でできた足摺岬の海岸線を黒潮の荒波がうち砕いてできた巨大な海食洞が白山洞門。近くに足摺岬の産土神(うぶすながみ)、白山神社があるため白山洞門と呼ばれています(大正5年に白皇山上の白皇神社=白皇山真言修験寺と合祀されるまで、白山神社は洞門上に鎮座していました)。

空海が加賀・白山から勧請した白山神社が鎮座

白山洞門の高さ16m、幅17mという規模は地質が花崗岩としては日本最大級のもの。
遊歩道から岩壁に付けられた急な階段を下り岩場を歩くと到達します。

柱状節理などの節理が脱落してできたものではなく、石が岩壁に当たる研磨作用でできたところがユニークで高知県の天然記念物に指定されています。
白山洞門を展望する地には「万次郎足湯」もあり、無料で入浴可能(8:00〜19:00/水曜休)。
さらに、足湯の横にベンチスペースもあり、休憩場所としてもご利用できます。

ちなみに白山神社は、空海が金剛福寺を開創の際に加賀国の白山比咩神社から分霊を勧請して創建したと伝えられる古社。
現在も洞門上の旧鎮座地に白山本宮として祠が祀られています(参道はなく遊歩道脇にある鳥居から遥拝)。

白山洞門
名称 白山洞門/はくさんどうもん
所在地 高知県土佐清水市足摺岬
関連HP 土佐清水市公式ホームページ
電車・バスで 土佐くろしお鉄道(TKT)中村駅から高知西南交通バスで1時間45分、足摺岬下車
ドライブで 高知自動車道四万十中央ICから約88km
駐車場 20台/無料
問い合わせ 土佐清水市観光商工課観光係 TEL:0880-82-1212
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
足摺岬

足摺岬

2020年7月15日

 

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