垂水の滝
石川県輪島市、「能登の親不知」(のとのおやしらず)といわれる曽々木海岸、寛政4年(1792年)、海蔵寺八世・麒山が掘削した「波の花道」の北にあるのが垂水の滝。岩倉山流紋岩の断崖を、海に直接落ちる落差35mの滝で、滝近くに…
石川県輪島市、「能登の親不知」(のとのおやしらず)といわれる曽々木海岸、寛政4年(1792年)、海蔵寺八世・麒山が掘削した「波の花道」の北にあるのが垂水の滝。岩倉山流紋岩の断崖を、海に直接落ちる落差35mの滝で、滝近くに…
奥能登の霊山・岩倉山が海に落ちる場所が、輪島市と珠洲市の境に位置する「能登の親不知」と呼ばれる「波の花道」。寛政4年(1792年)、海蔵寺八世・麒山が掘削したもので、明治20年に大改修が行なわれていますが、この明治時代大…
輪島から珠洲へと続く2kmの海岸線が曽々木海岸(そそぎかいがん)。かつては「能登の親不知(おやしらず)」と恐れられた交通の難所で、台風や厳冬期には荒波が海岸線まで打ちつけ、旅人の往来を阻んだのです。その荒波の海蝕で生まれ…