曽々木海岸

曽々木海岸

輪島から珠洲へと続く2kmの海岸線が曽々木海岸(そそぎかいがん)。かつては「能登の親不知(おやしらず)」と恐れられた交通の難所で、台風や厳冬期には荒波が海岸線まで打ちつけ、旅人の往来を阻んだのです。その荒波の海蝕で生まれた奇岩や大岩棚が連続する海岸は沖合100mまで国の名勝及び天然記念物に指定されています。

窓岩から能登の親不知と呼ばれた海岸線を探勝

曽々木海岸
曽々木海岸

厳冬期には、季節風によって白い波頭が岩に砕ける「波の花」も出現。
曽々木海岸のシンボル「窓岩」は岩の穴から空と海が見える奇岩で、国の天然記念物。
窓岩近くには窓岩ポケットパーク、八世乃洞門新トンネル南側には曽々木ポケットパークが用意されており、車を入れてのんびりと探勝できます。
窓岩は、彼岸の日にちょうど窓となった穴の中に日が沈むという不思議な現象も。

もうひとつの注目スポットが垂水の滝。
輪島市と珠洲市の境界に懸かる落差35mの垂水の滝は海に直接に落下する豪快な滝。
かつては八世乃洞門(昭和38年開通の旧道)で探勝できましたが平成19年3月25日の能登半島地震で崩落し、今は八世乃洞門新トンネルで抜けています。
実は、この八世乃洞門部分が能登の親不知。
寛政4年(1792年)、海蔵寺8世・麒山端麟(きざんずいりん)で、この岩山に「波の花道」と呼ばれる海岸道路を掘削したのです(海蔵寺=現・珠洲市片岩町)。
この「波の花道」は明治20年に大改修が行なわれていますが、手掘りのトンネルのひとつが「せっぷんとんねる」の名で恋人の聖地に認定されています。

ちなみに曽々木海岸には、可憐なハマツメクサやエゾオオバコなど北方系の植物が自生しています。
 

曽々木海岸 DATA

名称 曽々木海岸/そそぎかいがん
所在地 石川県輪島市町野町曽々木
関連HP 輪島市公式ホームページ
電車・バスで JR金沢駅から北鉄特急バス曽々木行きで2時間30分、曽々木下車、徒歩すぐ
ドライブで のと里山海道のと里山空港ICから約30km
駐車場 ポケットバーク駐車場・窓岩駐車場など(40台/無料)
問い合わせ 曽々木観光協会 TEL:0768-32-0408
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

せっぷんとんねる

2018.08.12

 

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