佐原の町並み(香取市佐原伝統的建造物群保存地区)
江戸時代、利根川水運(内海江戸廻り航路)の川湊、物資の集散地として栄えた商都・佐原。水郷地帯からとれる良質な米と水により、酒、味噌、醤油などの醸造業も盛んでした。町の中心部を流れる小野川沿いには、古い商家や民家が軒を連ね…
江戸時代、利根川水運(内海江戸廻り航路)の川湊、物資の集散地として栄えた商都・佐原。水郷地帯からとれる良質な米と水により、酒、味噌、醤油などの醸造業も盛んでした。町の中心部を流れる小野川沿いには、古い商家や民家が軒を連ね…
千葉県香取市富田地区と富田新田(常陸利根川との中洲/富田・三ノ分目・一ノ分目)を結び、昭和2年頃に運航を開始した利根川の渡船。おみがわ丸(定員14人)が運航し、小見川中学校への通学など地元の人の貴重な足となっていました。…
千葉県香取市小見川にある小見川城山公園(おみがわじょうやまこうえん)。建久10年(1199年)、千葉氏一族の粟飯原朝秀が小見川城が築いた地で、土塁や空濠など中世の城跡が残されています。城山古墳群があるほか、70余種、60…
2024年3月19日(火)~5月5日(日・祝)、千葉県香取市の小見川城山公園で『水郷おみがわ桜つつじまつり』が開催されます。北総随一の桜の名所として知られる城山公園では、例年3月下旬〜4月上旬に桜が、5月上旬にツツジが見…
千葉県香取市にある寛平2年(890年)、尊海僧正が創建したと伝わる真言宗豊山派の古刹、観福寺(かんぷくじ)。神奈川の川崎大師、東京の西新井大師とともに、弘法大師(空海)を祀る「関東三大厄除け大師」のひとつ。本尊の聖観音像…
4月第1土曜・その翌日13:00〜、千葉県香取市の香取神宮で『御田植祭』が執り行なわれます。その年の五穀豊穣を祈る『御田植祭』は、通称「かとりまち」ともいわれ、住吉大社(大阪市)の『住吉の御田植』、伊雑宮(いざわのみや/…
毎年3月20日14:00~17:30(予定)、千葉県香取市新里(にっさと)の八重垣神社例祭で『新里の白川流十二神楽』が奉納されます。江戸時代の文化元年(1804年)、名主を大願主とする有志が永代神楽講を起こし、神楽道具や…
毎年3月3日12:00〜17:00、千葉県香取市の木内大神で『木内神楽』(きのうちかぐら)が奉納されます。文化年間(1804年~1818年)には既に行なわれていたことがわかっている歴史ある神楽で、明治初期頃から土地の青年…
2024年2月4日(日)~3月24日(日)、香取市で『第19回さわら雛めぐり』を開催。江戸の商都の面影を残す佐原の町並みをめぐり、それぞれの商家自慢のお宝を公開する「佐原まちぐるみ博物館」を佐原おかみさん会が運営。その企…
1月16日10:00~10:40、香取神宮で弓道行事『星鎮祭』(ほしづめさい)が行なわれます。神代の昔、天孫降臨にあたり、星の運行を操り、最後まで服従しなかった天香香背男(あめのかかせお=『日本書紀』に登場する星の神)を…
1月第2日曜13:30頃〜14:30頃、千葉県香取市の側高神社(そばたかじんじゃ)の『ひげなで祭』(髭撫祭)が行なわれます。建保2年(1214年)創始と伝えられる、五穀豊穣・子孫繁栄を祈願する奇祭。祭りの当番の引継ぎ行事…
2024年5月25日(土)〜6月23日(日)、香取市の水郷佐原あやめパーク(旧水郷佐原水生植物園)で『水郷佐原あやめ祭り』が開催されます。水郷筑波国定公園の水と緑を生かした水郷佐原あやめパークでは、名物のあやめ(花菖蒲)…
常陸利根川と与田浦(よだうら=水郷16島の中央にある湖)に挟まれた場所は加藤洲(かとうず)と呼ばれ、かつては孤島だった場所。千葉県香取市の市営植物園「水郷佐原あやめパーク」近くから「さっぱ舟」で加藤洲十二橋を巡るのが「十…
千葉県香取市にある市営の植物園。水郷筑波国定公園内、与田浦湖畔の埋立地に広がる水郷佐原あやめパークの8haの敷地には、伊勢系・肥後系・江戸系など400種150万本もの花菖蒲をはじめ、アヤメ、カキツバタ、ハスなど、世界各地…
古くから神話に登場、古代にはヤマト王権や朝廷の東国支配の拠点にもなった古社が、千葉県香取市に鎮座する香取神宮。社伝によれば創建は神武天皇18年(紀元前643年)という東国屈指の歴史を誇ります。下総国一之宮で、全国に約40…
50歳で佐原の商家を隠居して江戸に出て、55歳の蝦夷地測量を手始めに日本最初の実測日本地図を作成した伊能忠敬の記念館。婿入した伊能家の旧宅と川を隔てた反対側に建つ伊能忠敬記念館では、忠敬の人生を年代順に紹介し、その業績で…
現在の測定値と比べても驚異的な正確さを誇る、わが国初の全図『大日本沿海輿地全図』(だいにほんえんかいよちぜんず)。製作者の伊能忠敬(いのうただたか)は、17歳のとき佐原の酒造家・伊能家の婿養子に入り、50歳で隠居し江戸へ…