多賀大社『古例祭』(古知古知角力)|多賀町

古知古知角力

毎年9月9日13:00~、滋賀県多賀町の多賀大社で『古例祭』(これいさい)が齋行されます。豊年満作を祈願して重陽の節句(9月9日)に斎行される秋祭り。騎馬行列や農作物の吉凶を占う相撲が奉納されます。『古例祭』で催される神事角力(しんじずもう)が古知古知角力(こちこちずもう)です。

重陽の節句に行なわれる奉納相撲

「古知古知」とは、文字通り古い出来事を偲ぶということ。
多賀大社の神主家・犬上氏が往古、伊吹山の八岐大蛇(やまたのおろち)を退治したことから、その故事を偲んで行なわれるもの。
中河原村(なかかわらむら=現・多賀町中川原)と高宮村(たかみやむら=現・彦根市高宮町)の2村の少年により角力が行なわれたのが始まりといわれ、今に伝えられています。
氏子の青年たちが東方「多賀の里」、西方「寿命ケ石」に分かれて3番勝負が行なわれます。
農作物の吉凶を占う意味も込められ、東方が勝利すると豊作が約束されるのだとか。

多賀大社『古例祭』(古知古知角力)|多賀町
開催日時 毎年9月9日13:00~
所在地 滋賀県犬上郡多賀町多賀604
場所 多賀大社
関連HP 多賀大社公式ホームページ
電車・バスで 近江鉄道多賀線多賀大社前駅から徒歩10分
ドライブで 名神高速道路彦根ICから約5.5km
駐車場 300台/無料
問い合わせ 多賀大社 TEL:0749-48-1101/FAX:0749-48-1105
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
多賀大社

多賀大社

『古事記』に「伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)は淡海(=近江)の多賀に坐す」と記された滋賀県多賀町の多賀大社。「お伊勢参らばお多賀へ参れ、お伊勢お多賀の子でござる」、「お伊勢七度熊野へ三度 お多賀さまへは月参り」と謳われ、中世から近世にか

 

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