多賀大社『抜穂祭』|2024

多賀大社『抜穂祭』

2024年9月22日(日)10:30~、滋賀県多賀町の多賀大社で『抜穂祭』(ぬいぼさい)が齋行。多賀大社の御神田で20名の菅笠姿の抜穂女(ぬいぼめ)が稲穂を刈り取る神事。6月6日の『御田植祭』で植えられた稲がたわわに実り、稲穂は玄米にして11月23日の『新嘗祭』(にいなめさい)に供えられます。

実りの季節に農耕文化への感謝を表わす神事

実りの季節に作物の収穫を感謝する神事。
「日本の歴史を作ってきた農耕文化への感謝の気持ちを後世に引き継ぐため」毎年神事として斎行されてます。

神職が稲を刈り取るしぐさをする「刈初めの儀」を終えると、豊年講や氏子から選ばれた抜穂女(ぬいぼめ)が菅笠(すげがさ)に赤いたすき姿で10アールの神田前に一列に並び、鎌で1束ずつ稲穂を刈り取ります。

米への感謝を表そうと、平成12年から始まったもので、刈り取られた稲穂は、抜穂司(ぬいぼつかさ)によって神前に供えられます。
米の品種は餅米で、毎年、多賀大社の職員らが丁寧に育て、例年500kg近くが収穫されています。

多賀大社『抜穂祭』|多賀町|2024
開催日時 2024年9月22日(日)10:30~
所在地 滋賀県犬上郡多賀町多賀604
場所 多賀大社御神田
関連HP 多賀大社公式ホームページ
電車・バスで 近江鉄道多賀線多賀大社前駅から徒歩10分
ドライブで 名神高速道路彦根ICから約5.5km
駐車場 300台/無料
問い合わせ 多賀大社 TEL:0749-48-1101/FAX:0749-48-1105
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
多賀大社

多賀大社

『古事記』に「伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)は淡海(=近江)の多賀に坐す」と記された滋賀県多賀町の多賀大社。「お伊勢参らばお多賀へ参れ、お伊勢お多賀の子でござる」、「お伊勢七度熊野へ三度 お多賀さまへは月参り」と謳われ、中世から近世にか

多賀大社『御田植祭』

多賀大社『御田植祭』|多賀町

毎年6月第1日曜、滋賀県多賀町の多賀大社で『御田植祭』が齋行されます。多賀大社の御神田で行なわれる御田植祭り。豊年講から選ばれた早乙女70名が昔ながらの菅笠、紅タスキの姿に扮し、その年一年の豊年満作を祈願して御神田に田植えを奉納します。御田

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ