爽快！　岳切渓谷水流遊歩道で水の中をバシャバシャ歩く

大分県宇佐市、岳切渓谷（たっきりけいこく）の上流部の落差27mの大飛の滝までの2kmが、全国でも珍しい水流遊歩道。夏は透き通る清冽な流れの中で、爽快な沢歩きが楽しめます。起点となる渓谷入口には岳切渓谷キャンプ場も整備され、オートキャンプ場のほかコテージもあり、夏の家族・グループ旅行にも最適です。

往復1時間の渓谷歩きはすべて水の中

岳切渓谷は温見川の上流部で、往路は入口から下流に向かっての「渓谷下り」となります。
耶馬渓溶結凝灰岩が造った岩盤の上を水が流れるため、水深は10cmから20cmほどで流れも緩やで深みも少なく、子供連れでも水の中をバシャバシャと歩くことができます。
ゲートから30分も行くと大飛の滝で行き止まり（滝の上部から見下ろすかたちです）。
滝を見下ろしたら、またバシャバシャと駐車場まで戻ります。

岳切渓谷キャンプ場は夏期限定で、風鈴と風車を設置し、涼しい夏を演出しています。
コテージとバンガローには備え付けのシャワーがありますが、台所用品はコンロと小型冷蔵庫のみで食器、調理器具、食料品などはすべて持ち込みです（アメニティ類もありません）。

周辺には宇佐のマチュピチュなどもあるので寄り道を。

宇佐のマチュピチュ

耶馬渓最南部の大分県宇佐市院内町西椎屋（にししいや）にある景勝地。円錐形をした山の峰と棚田の風景が、世界遺産であるペルー・マチュピチュの空中都市に似ていることから「宇佐のマチュピチュ」と呼ばれています。「マチュピチュの景」とも「西椎屋の景」