神戸岩

神戸岩

東京都西多摩郡檜原村にある知る人ぞ知るパワースポットが神戸岩(かのといわ)。北秋川の上流、神戸川にある奇勝で、両岸から高さ100mの岩盤が迫る廊下状(ゴルジュ状)の狭い峡谷を水が流れ、鎖を頼りに通り抜けることができます。まさに東京最奥の秘境。

油断大敵の険しい岩場が待ち受ける

下流側から見て右手にある戸岩は、高さ100m、幅は40m(上部)、谷底で4m幅の峡谷が60mほど続いています。
峡谷の延長線上に大嶽神社が鎮座するため、神域への出入口と見立てて、神の戸岩から神戸岩(かのといわ)という名が付いたという説もあります。
しかし、大岳神社は現社地に遷座しているので、神戸地区の戸岩という可能性が大。
戸岩は、中生代ジュラ紀(4億4000万前~1億4300万年前)に形成された硬質なチャート層のため、浸食を免れ、奇勝を生み出したのです。
東京都の天然記念物にも指定されています。

チャートは、放散虫(ほうさんちゅう)などプランクトンの死骸が海底に降り積もったものが固まってできた岩石。
秩父古生層と呼ばれる地層は、海の底で形成されたものです。

神戸岩の探勝は、滝の横をハシゴで登る危険な場所、鎖を伝ってトラバースする岩場もあるので、足回りはしっかりと。

神戸岩
名称 神戸岩/かのといわ
所在地 東京都西多摩郡檜原村
関連HP 檜原村観光協会公式ホームページ
ドライブで 圏央道日の出ICから約20km
駐車場 5台/無料
問い合わせ 檜原村観光協会 TEL:042-598-0069/FAX:042-598-0071
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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