旧中川を挟んで東京都江戸川区小松川と江東区大島にまたがる都立公園が大島小松川公園。平常時はレクリエーションの場として利用され、災害時には20万人の 避難場所となる防災市街地再開発事業により、設置された防災公園で、東京都東部7公園のひとつ。
旧中川をはさんだ東京ドーム5個分の大公園
24.9ha(東京ドーム5個分)という広大な園内は、江東デルタ地域の避難場所を前提としてつくられているため、広場などの空間がゆったりと取られているのびやかさが特徴。
テニスコート、小サッカー場、小野球場のあるスポーツ広場、わんさか広場(以上は旧中川の西、江東区側)、大花壇、小花壇の配された自由の広場、南北2ヶ所に分かれた季節の広場、風の広場(以上の3ブロックは江戸川区側)の5ブロックに分かれています。
旧中川と荒川に挟まれた風の広場は、その名の通り、風が通り抜ける芝生の丘、展望の丘(夜景スポット)、そして昭和5年築の旧小松川閘門、ジョギングコースがあります。
自由の広場に隣接してアスレチック広場(大型船と小型船をイメージしたアスレチック遊具が完備=幼稚園児から小学校低・高学年まで対象)とバーベキュー広場(予約制で、料金は無料)が整備され、ファミリーに人気。
植栽される樹木は、ソメイヨシノ、ウワミズサクラ、クロガネモチ、ナンキンハゼ、ネムノキ、ヤマボウシなど4600本で貴重な緑にもなっています。
江東区、江戸川区にまたがるように都営新宿線の東大島駅があり、江東区側の大島口を出れば、スポーツ広場、わんさか広場、江戸川区側の小松川口を利用すれば自由の広場、季節の広場、風の広場に直結。
サービスセンターはスポーツ広場のテニスコート横にあります。
バリアフリーのトイレも随所にあり、車椅子やベビーカーでの利用にも最適な公園になっています。
公園の東を流れる荒川沿いには小松川千本桜があり、桜の開花期には見事です。
なお、売店・飲食施設はないので、入園前に購入が必要。
ちなみに東京都東部7公園は、東京都の東部(墨田区、江東区、江戸川区、荒川区、足立区)に位置する7つの都立公園(大島小松川公園、宇喜田公園、猿江恩賜公園、亀戸中央公園、東綾瀬公園、中川公園、尾久の原公園)のこと。
大島小松川公園 | |
名称 | 大島小松川公園/おおじまこまつがわこうえん |
所在地 | 東京都江戸川区小松川1丁目・江東区大島9 |
関連HP | 東京都東部7公園公式ホームページ |
電車・バスで | 都営東大島駅からすぐ |
駐車場 | 194台/有料 |
問い合わせ | 大島小松川公園サービスセンター TEL:03-3636-9365 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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