渦の道

渦の道

大鳴門橋の徳島市側のたもと、鳴門公園にある大鳴門橋遊歩道・渦の道(うずのみち)は、大鳴門橋(おおなるときょう)の橋げたに作られた全長450mの海上遊歩道。海面からの高さは45mで、途中8ヶ所に設けられたガラス張りの床から、ダイナミックな鳴門の渦潮(うずしお)を真上から見ることができるのがその名の由来です。

大鳴門橋の橋げたにつくられた遊歩道

渦の道

渦の道の先端部分には、展望室が設置され、鳴門海峡全体を見渡すビューポイント。
まさに絶景を望むスリル満点の空中散歩が楽しめ、被写体に絶好だと人気を呼んでいます。
渦潮のベストタイム。つまりはいつ、渦の道を歩くのがいいのかは、渦の道の公式ホームページに掲載されているので、お見逃しなく。
渦潮がお目当てなら、まずはこの渦潮観潮タイムの確認から。

実はこの渦の道、上下2層になった大鳴門橋の下層部分を利用したもの。
上層は片側3車線の高速道路ですが、下層は設計時に、鉄道(四国新幹線)の開通を予定して設けられた部分。
淡路島と神戸(本州)を結ぶ明石海峡大橋の設計時に、すでに四国新幹線計画は消滅しており、明石海峡大橋には鉄道部分がないので、将来的にもここに鉄道が走ることはありません。

渦の道
名称渦の道/うずのみち
所在地徳島県鳴門市鳴門町(鳴門公園内)
関連HP渦の道公式ホームページ
電車・バスでJR徳島駅から徳島バス鳴門公園行きで1時間5分、終点下車、すぐ。またはJR鳴門駅から鳴門市営バス鳴門公園行きで20分、終点下車、すぐ
ドライブで神戸淡路鳴門自動車道鳴門北ICから約3.5km
駐車場鳴門公園第1駐車場(56台/有料)、第2駐車場(103台/有料)、第3駐車場(43台/有料)
問い合わせ渦の道 TEL:088-683-6262/FAX:088-683-6266
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

日本三大潮流とは!?

「鳴門の渦潮」(なるとのうずしお)で知られる鳴門海峡。有名な渦潮は直径20~30mに達して、日本最大の潮流。これに続くのが来島海峡(くるしまかいきょう)。そして平家が滅んだ源平合戦で有名な壇ノ浦の戦いも1日に4回潮流の向きが変わるという関門

千畳敷展望台(鳴門公園)

千畳敷展望台(鳴門公園)

鳴門公園(徳島県鳴門市)、大鳴門橋遊歩道「渦の道」入口近くにある展望台が千畳敷展望台。もうひとつのお茶園展望台が大鳴門橋を橋の東側から眺めるのに対し、こちらの千畳敷展望台は西側の側面を眺めることに。周辺には食事処や鳴門名物のワカメ、竹ちくわ

お茶園展望台(鳴門公園)

お茶園展望台(鳴門公園)

大鳴門橋の徳島市側のたもと、鳴門公園にあるお茶園展望台。鳴門公園は南側から鳴門海峡を眺望する展望公園で、鳴門と淡路島を結ぶ全長1629mの吊り橋、大鳴門橋の眺めがバツグン。お茶園展望台は、阿淡藩主・蜂須賀候が、茶屋を設けて鳴門の渦潮(うずし

大鳴門橋架橋記念館エディ

大鳴門橋架橋記念館エディ

鳴門公園にある大鳴門橋架橋記念館エディは、渦潮や大鳴門橋を楽しく解説する施設。平成30年3月にリニューアルされ、4K360°シアター”awa”や体験型デジタルアトラクション”Play the Eddy!”、VR観光体験”とくしまTrip”が

大鳴門橋

大鳴門橋

日本三大潮流の一つ、渦潮(うずしお)で有名な鳴門海峡をまたぎ、徳島県鳴門市の大毛島孫崎と兵庫県淡路島の門崎を結ぶ全長1629mの長大な吊り橋が大鳴門橋(おおなるときょう)。9年の歳月と1000億円の工事費を費やして昭和60年6月8日に開通し

ABOUTこの記事をかいた人。

アバター画像

日本全国を駆け巡るプレスマンユニオン編集部。I did it,and you can tooを合い言葉に、皆さんの代表として取材。ユーザー代表の気持ちと、記者目線での取材成果を、記事中にたっぷりと活かしています。取材先でプレスマンユニオン取材班を見かけたら、ぜひ声をかけてください!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ