日本一営業日が短い駅、今年も開設!|2025

津島ノ宮駅

JR四国が「日本一営業日が短いJR駅」とPRするのが、予讃線・津島ノ宮駅。海岸寺駅~詫間駅(たくまえき)間に、津島ノ宮(津嶋神社)の夏季例大祭に合わせ、2025年8月4日(月)〜8月5日(火)の2日間限りの臨時駅として開設されるもの。日本一営業日が短いJR駅として知られています。

「津島ノ宮駅記念入場券」も販売

津島ノ宮
普段は渡ることができない津島ノ宮(津嶋神社)

津島ノ宮(津嶋神社)は、香川県三豊市三野町の沖に浮かぶ小さな島に奉られている神社で、子供の健康と成長の守り神。
海岸から島まで全長250mの渡り橋が架けられていますが、普段は渡ることができず、夏季大祭に限って参拝が認められています(普段は陸側の遥拝殿で参拝)。
この2日間に限っても10万人の参拝者が訪れるとあって、津島ノ宮駅も大賑わいとなります。

津島ノ宮駅は、大正4年5月7日、津島ノ宮仮乗降場として開設された歴史ある駅で、昭和44年10月1日、臨時駅に。
2025年は、臨時駅ながら2日間で下り・上り1日各3本(のべ23日間・138本)の普通列車が臨時停車。

「日本最短の営業日」となる2日間、臨時に列車が停車する時間帯に、ホームにある駅名標の裏面に記念駅名標を設置、記念撮影に絶好です。
また、「津島ノ宮駅記念入場券」も発売されます(数量限定)。

ちなみに臨時駅には、梅の開花期の常磐線・偕楽園駅、北海道の花のシーズンに釧網本線・原生花園駅、富田ファームへの富良野線・ラベンダー畑駅、スキーシーズンの上越線支線のガーラ湯沢駅、イベント時開設のJR東日本・鹿島臨海鉄道鹿島サッカースタジアム駅などがあります。
JR四国では海水浴シーズンに開設の牟岐線・田井ノ浜駅と津島ノ宮駅の2駅です。

日本一営業日が短い駅、今年も開設!|2024
開催日時 2024年8月4日(日)〜8月5日(月)
所在地 香川県三豊市三野町大見
場所 津島ノ宮駅
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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